2017年10月01日

芸術の秋〜反省の秋2 バレエ オペラ ミュージカル @洗足学園

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ライトが変色する夜の校舎



 サンサーンス / 白鳥
 荒川静香Shizuka Arakawa - You Raise Me Up


 洗足学園大学で、バレエ、オペラ、ミュージカルの教授、講師による公演を見ました。
 プロによる素晴らしいパフォーマンスに感動と癒しをいただきました。
 とともに、自分の人生を反省しました。


[バレエ]

 バレエはとにかく美しかったです。今までも、学生や子供たちの発表会を見ましたが、プロのトップクラスは、一つ一つの動きの精度が高い。ダンサーが「時間を止める」・ダンサーが「再び時間を動かす」感覚です。体の軸が斜めに傾くことがありません。


谷桃子バレエ団「眠れる森の美女」
https://www.youtube.com/watch?v=bjhp3cn8FDE





 紫綬褒章を受けた酒井はなさんの背中が見えました。普通の人間が鍛えない筋肉が、精巧な模型のように動いていました。「日本でダンサーがプロとして稼げるのはやはりバレエ」と言っていたストリートダンサーの言葉が浮かびました。

Maya Plisetskaya: "The dying swan" / Ulyana Lopatkina / 瀕死の白鳥
https://www.youtube.com/watch?v=MgvZ2GDH3TI





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[オペラ]


 オペラのベルカント唱法は、男性の先生の直立姿勢が美しい。先生と生徒の差が見ていてわかりました。歌の空気の振動が、ダイレクトに体に伝わってきました。オペラは会場でなければ、CDではわからないと実感しました。

ルネ・フレミング ある晴れた日に 蝶々夫人
https://www.youtube.com/watch?v=C3sOtreH7Ho&list=PLH74VWN4E0nLOuNO01UuO9g-mr5wmaIHD&index=45





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[ミュージカル]


 アメリカ人のミュージカルの先生が登場。ポップスはマイクを使うのがオペラとの違いです。また、オペラより猫背気味です。ベルカント唱法はホール全体にきれいに響かせるが、音が均等というイメージです。

 これに対してポップスは、音を響かせるだけでなくわざと濁らせたり、マイクにはブレスの音なども表現に入ってきます。ミュージカルの先生は5曲歌い、最後の最後にクライマックスを持ってきて、盛り上げました。流石プロという感じです。


荒川静香Shizuka Arakawa - You Raise Me Up - Torino 2006
https://www.youtube.com/watch?v=y_74NLQG9tw
ミュージカルというと、この曲がすぐに浮かぶ。


 プロのバレエダンサー、プロの歌手を目の前で見て、感動するとともに自分の人生はこれでよいのかと反省し、自分の太った腹を見ました。しかし、反省したのも束の間で、夜になって暑いのでアイスクリームを食べてしまいました。






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2017年07月19日

フジコヘミング・ハンブルク交響楽団コンサート

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今日の1曲
 モーツァルト: ピアノ協奏曲第21番:第2楽章
 Ingrid Fujiko Hemming - La Campanella
 ベートーベン・交響曲第5番ハ短調 Op. 67 運命 第3楽章 第4楽章






 フジコヘミング・ハンブルグ交響楽団コンサートに行ってきました。
場所は上野公園の東京文化会館です。上野は北の玄関口と言われたところですが、東京に新幹線などが直通するようになり、雰囲気が変わった気がします。

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 東京文化会館は初めてでしたが、古いのに頑丈で、芸術性、歴史を感じさせる建物でした。 フジコヘミングさんは、モーツァルト: ピアノ協奏曲第21番とラカンパネラを弾きました。

モーツァルト: ピアノ協奏曲第21番:第2楽章
https://www.youtube.com/watch?v=rpppHGUIomI

 フジコさんの美しいピアノを聞いていると、別世界に連れていかれます。
 ピアノ協奏曲第21番:第2楽章の一番好きなフレーズの所で、フジコさんの両手がクロスするところが見れて、幸せな気分になれました。





Ingrid Fujiko Hemming - La Campanella
https://www.youtube.com/watch?v=xNzzF0M5hB0









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 20分の休憩をはさんで、ハンブルク交響楽団のベートーベン・交響曲第5番です。しかし第1部で空調で寒くなり咳き込んでしまい、周りに迷惑なのでもう帰ろうと思いました。他の人は半袖なのに、やはり体調が完全ではないと再認識しました。

ベートーベン・交響曲第5番第1楽章
https://www.youtube.com/watch?v=PTr1v1ksWkQ

 幸運にも、ロビーに大画面のモニターがあり、ここでライブをみることにしました。ここなら寒くなって咳をしても周りに気を使わなくていいので安心です。しかも、明るいので持ってきた「運命」の楽譜を見ながら聞くことができます。

 結果として、大成功でした。「運命」を聞いていたら、これはハードロックだと思いました。「ロールオーバー・ベートーベン」という曲をロックンローラーが作ったのもわかります。ベートーベンも当時は危険な音楽のように言われていました。





ベートーベン・交響曲第5番ハ短調 Op. 67 運命 第3楽章 第4楽章
https://www.youtube.com/watch?v=mo4PGCorOeA


 客席ではないので、遠慮なく足でビートをとったり、体をゆすってダンスをしていたので、とても元気になってきました。第4楽章が特にビートの強弱が凄いので、ファンクとかJames Brownのようなインパクトがありました。

 感動して、演奏終了後はモニター画面に向かって拍手しました。アンコールも曲名が思い出せないのですが、これも、クラシックが強烈なダンスビートに匹敵するものだと認識するきっかけになりました。

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 終演後は、夜のアメ横商店街を散歩しました。
 500CCのペットボトルのレモン水を飲みました。体調も回復してきました。
 休日の空いた山手線で座って帰りました。





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posted by カンカン at 15:07| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック Classic Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月18日

脱帽 〜 闘え カラオケバトル4

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今年の1月に初めて採点した千の風になってで90点が出た。


 秋川雅史 / 千の風になって


 先日のテレビ「カラオケバトル」でオペラ歌手の「千の風になって」で100点が出ました。私もカラオケで「千の風になって」を歌っていますが、90点が最高なので、やっぱりプロは凄いなあと脱帽しました。

 「千の風になって」には、思い出があります。私が介護した祖母が平成18年に亡くなったのがきっかけで初めて体調が悪化していったのですが、その年の紅白歌合戦に秋川雅史が「千の風になって」で出場しました。

 平成19年の8月ごろから体調が本格的に悪化、11月から半年間寝たきりの地獄のような状態。このころ「千の風になって」は祖母のことも重なり、深く心に響きました。回復してきた平成20年の6月から、このブログを始めました。 

秋川雅史 / 千の風になって
https://www.youtube.com/watch?v=yqzCwcL9xDc


https://www.amazon.co.jp/gp/product/B000MM1FL4/ref=as_li_tl?ie=UTF8&tag=kk58003-22&camp=247&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=B000MM1FL4&linkId=ca1f4928824a475b5f4fc0a5f1c447bd


森 麻希
https://www.youtube.com/watch?v=QB61ofvLrOU


https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00TKDPJ6I/ref=as_li_tl?ie=UTF8&tag=kk58003-22&camp=247&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=B00TKDPJ6I&linkId=25ceb87324c860b107a6d0414f885512


 オペラの歌唱法はとても簡単に身につくものではありません。しかし、オペラはマイクなしで歌うことが前提なので、秋川雅史の真似をすると深い呼吸が自然に求められます。亡くなった祖母たちや父を供養しながら、自分の体調維持のために歌っています。


カラオケバトル100点 翠千賀:千の風になって
https://www.youtube.com/watch?v=FEbaE2pWxB4


https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0000DINO3/ref=as_li_tl?ie=UTF8&tag=kk58003-22&camp=247&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=B0000DINO3&linkId=2ee1c20ece9950b22c544c32429d2955

6月に歌った点数は87点で、1月より下がってしまったので、要検討だ。
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posted by カンカン at 00:22| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック Classic Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月26日

音楽の夢 〜 フジ子・ヘミング ピアノリサイタル

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フジ子・ヘミングさんのポストカード



今日の1曲
フジ子・ヘミング〜ノクターン第2番/ショパン
フジ子・ヘミング〜トルコ行進曲
フジ子・ヘミング / ラ・カンパネラ
フジ子・ヘミング〜トロイメライ
フジ子・ヘミング〜ため息(リスト)


 癒しの達人フジ子・ヘミングさんのピアノリサイタルに再び行ってきました。先日もNHKなどで紹介されていました。場内は満員です。Deep Purpleとともに早めにチケットを買っておいてよかったです。Deep Purpleもロックではありますが基盤はクラシック。


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 フジ子・ヘミングさんは東京芸術大学を卒業し、数々のコンクールに入賞。
 1960年に、無国籍だったために難民としてドイツに留学し、ヨーロッパで最大級のベルリン芸術大学を卒業しました。





 しかしその後、ヨーロッパでは貧困と差別でたいへんな苦労をされたために、今は動物愛護運動や難民などに寄付をされています。
 実父に会いに行ったら面会を拒絶されたこともあったとのことです。
 
 レナード・バーンスタインに見いだされリサイタルのチャンスを得たのに、貧しさのため暖房が入らず、前日に風邪で聴覚を失いリサイタルは失敗しました。その後フジ子・ヘミングさんにヨーロッパでは二度とチャンスはありませんでした。

 1995年に帰国した後に、1999年にNHKの番組が反響を呼び、自分もその番組を見てフジ子・ヘミングさんのファンになりました。フジ子・ヘミングさんのピアノの音はひとつひとつに情感があり、聞いていて安らぎを感じたからです。




 以来、クラシックピアノも大好きな分野になりました。10年前に自分自身も音楽スクールでショパンの「別れの歌」の主題部分を練習したことで、フジ子・ヘミングさんのピアノのタッチや緩急、リズムがいかに美しく、熟練の技であることがよくわかりました。


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プロ野球で言えばオールスター戦といえる当日の曲目。後半にドビュッシー「月の光」を追加。アンコールはシューマン「トロイメライ」。


 いよいよ開演。フジ子・ヘミングさんが足にけがをされたというアクシデントがあり、入場と退場のときは、場内の照明が消されました。しかし、ピアノの音からはまったくそのようなアクシデントを感じさせません。

フジ子・ヘミング〜ノクターン第2番/ショパン
https://www.youtube.com/watch?v=CJV4l0cnNO4

 今回、1曲目のシューベルトの曲は知りませんでしたが、2曲目の亡き王女のためのパヴァ―ヌからは知っているメロディーのオンパレード。今回は、半分以上の時間を目をつぶって聞いていました。フジ子・ヘミングさんが夢の世界に連れて行ってくれました。

モーツァルト/ピアノ・ソナタ第11番イ長調(トルコ行進曲付き) 第1楽章
https://www.youtube.com/watch?v=SndvlroYxYA&spfreload=10 

フジ子・ヘミング〜トルコ行進曲
https://www.youtube.com/watch?v=B7ccYFyQMrE





フジ子・ヘミング /月の光
https://www.youtube.com/watch?v=F9wtgJ8CUYo
今回、この曲が演目に追加されました。ドビュッシーのリズムは後のミニマルミュージックやTangerine Dreamなどに繋がるものがあると思いました。

 名曲を聴き比べることにより、作曲家たちが主題のメロディーに対して、特に左手でどのようなリズムや和声を苦心してつけているかがよくわかりました。ピアノを通してヨーロッパの歴史を辿っているような感覚を覚えました。

フジ子・ヘミング〜ため息(リスト)
https://www.youtube.com/watch?v=e0Da2iepL38&list=PLEEED4C0EDA52A365

フジ子・ヘミング / ラ・カンパネラ
https://www.youtube.com/watch?v=i1eGhpN1Zgk





 フジ子・ヘミングさんの代名詞のラ・カンパネラが終わると「アンコールはこの曲です」と言って「トロイメライ」が始まりました。
 最後まで夢をみさせていただいて2時間のリサイタルが終わりました。

フジ子・ヘミング〜トロイメライ
https://www.youtube.com/watch?v=at3nkai9c4U
聞きなれた曲でもフジ子・ヘミングさんが弾くと深く情感が残る。





コンサート終了後に見たスカイツリー
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posted by カンカン at 19:43| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック Classic Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月26日

「白鳥」・冬の音楽会

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いい天気だったので、途中の山腹の名物ポイントから富士山がよく見えました。帰りに写真を撮ろうと思っていたら、曇ってしまって残念。

今日の1曲
 サン・サーンス 「白鳥」
 たきびのうた
  W.A.Mozart : Trio for Clarinet , Viola and Piano KV 498


 こどもに聞かせることがメインのクラシックの無料音楽会に行きました。
 2〜6歳ぐらいの子がたくさん。
 音楽が始まると泣き出す子や騒ぐ子が多く、可愛くて面白かったです。

サン・サーンス 「白鳥」
https://www.youtube.com/watch?v=ZJQxugpfICI
https://www.youtube.com/watch?x-yt-cl=84503534&x-yt-ts=1421914688&v=-eb-n5e8SPI



 みんなで歌うコーナーがあって盛りだくさん。「たきび」を教えてもらって歌いました。
 私は、ちょうど2年前「第九」合唱のために半年勉強したので、かなり声が出ます。
 大きな会場で気持ちよく歌うことができました。

たき火
https://www.youtube.com/watch?v=S9wgi2SlsJA&x-yt-ts=1421914688&x-yt-cl=84503534#t=65




 ビオラの奏法の紹介もありました。
 こども向けとはいうものの、実はかなりハイレベルの選曲も。
 終演のあと、椅子の片付けも手伝いました。

W.A.Mozart : Trio for Clarinet , Viola and Piano KV 498
https://www.youtube.com/watch?v=YhX1vwo1G8w



会館の中で子供たちの展示会
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posted by カンカン at 00:20| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック Classic Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月23日

癒しの達人2 〜 千住真理子

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ツツジの季節





今日の1曲
 「カッチーニのアヴェマリア」

 体調が悪く苦しくなり、去年会場でサインをもらった千住真理子さんのCDを聞いたら癒されました。中でも、「カッチーニのアヴェマリア」に感動しました。カッチーニのアヴェマリアは、ブログを始めて、今日の1曲の5〜6曲目で紹介したと思います。

Charlotte Church - Ave Maria
http://www.youtube.com/watch?v=gQAUuTLwm5Q

Sumi Jo sings 'Ave Maria' by Caccini
http://www.youtube.com/watch?v=fjZ8fBGtMaI

アベ・マリア スラバ
http://www.youtube.com/watch?v=ePjgsRoloO0
「カッチーニのアヴェマリア」を世に知らしめた。



posted by カンカン at 21:22| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック Classic Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月19日

癒しの達人 〜 フジコ・ヘミング・コンサート

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フジの花

今日の1曲
 ドメニコ・スカルラッティ/ソナタ ホ長調,K.380,L.23
 レ・オルメLe Orme / Collage 1971年イタリアLP3位
 フジ子・ヘミング 〜 ショパン 「別れの曲」
 リスト / ラ・カンパネラ
 バッハ 主よ人の望みの喜びよ 




 日本を代表するピアニストのフジコヘミングさんのコンサートに行ってきました。
 去年チケットを買い、最前列のど真ん中だったので、楽しみにしていました。
 ライブに行くのは、去年の暮れの岡林信康、カシオペア以来4か月ぶりです。

 フジコヘミングさんのNHKでの特集テレビ「フジコ〜あるピアニストの軌跡〜」を見てから10年以上になります。
http://www.youtube.com/watch?v=z_EvYEXtrCg
音符ひとつひとつに色をつけるように弾くと語っている



 フジコヘミングさんのピアノは、譜面どおりにきっちり弾かれた感じではありません。
 情感のおもむくままに魂でピアノを弾いている感じがします。黒人ブルース歌手、ベッシ−・スミスを似たものを感じます。

 いちどフジコヘミングさんのピアノにはまってしまうと、他のピアニストが物足りなく感じてしまいます。 家でピアノを聴くときは、ほとんどフジコヘミングさんの演奏です。


フジコヘミング公式サイト
http://fuzjko.net/news/20130901

フジコヘミングに詳しいブログ
http://atdiary.jp/bunkyootazemi/entry/2012/09/30/



 会場は、駅から歩いて5分強の場所。
 たしか10年以上前にミルバのコンサートを見た場所です。
 デパートの中を通るとホールに着きました。

 ロビーでは、CDのほかにも、マグカップや、フジコヘミングさんの自筆の絵画も売られていました。フジコさんの弟さんもいました。私の席は最前列のど真ん中。「目の前でフジコさんを見れる!」と去年から楽しみにしていました。

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当日の曲目

 ブザーが鳴り、7時の定刻にスタート。
 左手からフジコヘミングさんが登場。
 旅役者のような派手な衣装をまとっています。かっこいいです。

 まず、ドメニコ・スカルラッティのソナタ2曲。1曲目のホ長調は、本ブログのタイトルにもさせてもらっているイタリアのLe Ormeが3枚目のアルバムCOLLAGEの冒頭の曲で引用しています。嬉しくなりました。

 1971年のLe OrmeのCollageは、それまでラブソングか英米のコピーがほとんどだったイタリアのポピュラー音楽界において、初めて内容が伴った作品と評価されています。

ドメニコ・スカルラッティ/ソナタ ホ長調,K.380,L.23
http://www.youtube.com/watch?v=Dzd7Z5xzs84

Le Orme - Collage
http://www.youtube.com/watch?v=i_cIBZBz61Y




 続いて、ショパンのエチュードを5曲、バラードを1曲演奏しました。ショパンの「別れの曲」は、フジコさんの演奏で1番聞きたかった曲のひとつです。難しい中間部分を除いた冒頭1分とラスト1分のテーマの部分は、私も8年前にピアノで練習しました。

 拍手は、フジコさんが椅子から立った時に送られました。しかし、エチュードの何曲目かのあとに外国の人が「Bravo!」と叫んだので、フジコさんは座ったままでしたが、場内の観衆も拍手しました。

フジ子・ヘミング 〜 ショパン 「別れの曲」
http://www.youtube.com/watch?v=fKuv_Xp7BOc
フジコヘミングの別れの曲は聞いていて目頭が熱くなった。

フジ子・ヘミング〜ノクターン第2番/ショパン
http://www.youtube.com/watch?v=CJV4l0cnNO4
今回はノクターンを演奏しなかったが、フジコヘミングのショパン、リストは素晴らしい




 休憩20分をはさんで、後半では、ドビュッシー、助川俊弥、リストの曲が演奏されました。最後は、18番のラ・カンパネラです。
 大喝采で終わりました。

 フジコさんは立ち上がると、支度部屋に戻ることなく、「それでは最後に短いですがバッハのアリアを弾きます」と言って座りました。
 曲は、パイプオルガンでよく耳にする「主よ人の望みの喜びよ」でした。

「主よ人の望みの喜びよ」は、超絶的な技巧を要する曲ではありませんが、ひとつひとつの音が心の中に深く浸透しました。
 やはり、フジコヘミングさんは癒しの達人でした。

バッハ 主よ人の望みの喜びよ 
http://www.youtube.com/watch?v=qIJacIvZoFo

静かな小品集からなる珠玉のCD


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2013年07月07日

いのちの音色・ふるさと 〜 千住真理子コンサート

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CDにサインしてもらいました。今年はキース・エマーソン、Maxophoneに次いで3人目の快挙。会場のバザーで買ったタオルと。


今日の1曲
 カッチーニ / アヴェ・マリア
 バッハ / G線上のアリア
 鳥の歌
 ふるさと
 アメイジング・グレース



 ストラディヴァリウスの所有者で、テレビにもよく出演される千住真理子さんのコンサートに初めて行きました。千住さんは元気がないように見えたのですが、先週お母さんが亡くなられたとのことでした。芸術家三兄弟妹を育てた有名なお母さんです。

 千住さんは、かつて師匠から「40度の熱が出ても家族の不幸があってもリサイタルは休まないように」と言われ、お母さんからも同じように言われていたそうです。
 今回は、バイオリンの音色から哀しみが溢れ出るような特別なコンサートでした。

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 曲目は、東北大震災の後に被災地にもよくコンサートに行かれるとのことで、被災地を廻るときに準備したものとのことでした。
 前半は「癒し」、後半は「愛」「元気」「日本の歌」がテーマです。

本田美奈子. 病院での最期のアメイジング・グレース
http://www.youtube.com/watch?v=faIYjukebNw

バッハ「G線上のアリア」 Bach "Air on G String"
http://www.youtube.com/watch?v=thQWqRDZj7E

千住真理子さん 「命の往復書簡」を刊行 闘病の母と交わす魂のデュオ
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130513/bks13051307290001-n1.htm



カッチーニCaccini ( Vavilov ) Ave Maria by Slava
http://www.youtube.com/watch?v=4SuBRsPt1Mo

 会場で聞くストラディヴァリウスは、空気を通して肌から直に共鳴する感じで、一気に涙腺が潤んできます。この感覚はホールでないと、テレビやCDではわかりません。ビオラのような低音から、高音部の消え入るような繊細な音に見事に展開します。ぴかぴか(新しい)

 バイオリンがまるで生き物のように思えてきました。正確に譜面どおりに音を出すだけでたいへんな訓練だと思うのですが、さらに感情表現まで自由に操れるのは、フジコ・ヘミングのピアノ、Eric Claptonや山口冨士夫のギターなどを思い起こします。 



パブロ・カザルス『鳥の歌』
http://www.youtube.com/watch?v=rt9iz3xApVg

 今回のコンサートは「いのちの電話」という自殺防止等のための電話サービスのチャリティーでした。今回も震災で避難している人たちが招待されていました。
 バイオリンという心の治療士によって会場が癒されていきました。

 アンコールで、千住さんは涙を浮かべながらお母さんとの思い出の曲を演奏しました。最後は「ふるさと」で締めくくりました。私の死んだおばあちゃんは、最後の頃は子供の頃のことしか思い出せず、「もしもしかめよ」と「どんぐりころころ」が好きでした。

EXILE ATSUSHI / ふるさと
http://www.youtube.com/watch?v=mDuOOdtbP30

うさぎとかめ
http://www.youtube.com/watch?v=M_MO3jnvb6w
おばあちゃんは4番まで歌えた。

大震災の2ヵ月後に「癒し」をテーマに選曲されたCD


 会場で買ったCDにサイン会で千住さんからサインをしてもらいました。
 帰りに私の生家の跡を見ていきました。前から探していたEXILEのUSAのダンスで世界を廻る本をみつけました。さっそくダンスに向け腹筋50回を今日は100回やりました。



私のふるさとの生家跡には小さなアパートが建っている。
昔は左が田んぼで、大雨になると水が溢れてたいへんだった。
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2013年07月01日

ブログが治って万歳 〜 元気の出るロックV

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ブログが治ってニッコリ。(写真は街で見かけたゆるキャラさん)



今日の1曲
 モーツァルトMOZART / Symphony No.40 4th mov
 Guru Guru / Immer Lustig 1972年

 暑くなってきました。夏風邪にお気をつけください。電車などでクーラーが効きすぎて、油断して風邪を引く危険が高まります。私も舌を噛んだのか、風邪による口内炎かわかりませんが、舌が痛いので風邪薬を買って飲んでいます。

 3日前から、ブログのページが重たくなって更新できず、落ち込んでいました。そこで、調子が悪くなる直前に入れたソフトをアンインストールしてみたら、直りました。パソコンも風邪を引いたり、病気になることがわかりました。健康はありがたいです。

MOZART Symphony No.40 4th mov
http://www.youtube.com/watch?v=Z-FeznSeaS4
ブログが直ったお祝いにモーツァルトの40番4楽章。



〜 元気の出るロックV 〜

Guru Guru / Immer Lustig 中間部(Cut Chemist My 1st Big Break)
http://www.youtube.com/watch?v=X0Qt2EQa0aI
ドイツのロックバンド、グルグルにもドイツのクラシックの美の伝統が流れている。

Guru Guru / Immer Lustig(part1)
http://www.youtube.com/watch?v=ot10wRBLbYc
15分の間にめまぐるしく展開する。ドイツの雑誌の人気投票で2位になったころ。

中学のとき買って本当によかったレコードの1枚。深緑のBrainレーベルが懐かしい。



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2012年12月02日

渋谷公会堂・ベートーヴェン交響曲第九番

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6ヶ月の練習の成果を果たす日がついに来た


今日の1曲
 デビッド・ボウイDavid Bowie / ジーン・ジニー Jean Genie1972年
 PFM / Mr. 9 'till 5 and Rossini's William Tell Overture1975年
 天井桟敷「邪宗門」1972年1月30日渋谷公会堂
 セックス・ピストルズSex Pistols / Anarchy in the UK 1976年
 ベートーヴェン / 交響曲第九番「合唱付」
 ザ・タイガース / 花の首飾り 1968年オリコン8週1位
 James Brown / Give It Up Or Turn it A Loose 1970年


 ついにベートーヴェン「歓喜の歌」で生まれて初めてステージに立ちました。場所は、デビッド・ボウイの1973年初来日、1975年11月19日のPFM初来日、八代亜紀、タイガース等日本のトップスターのコンサートが行われてきた伝統の渋谷公会堂です。


みんなで「第九」を
http://music.geocities.jp/shibuya_orche1983/

デビッド・ボウイDavid Bowie / ジーン・ジニー Jean Genie1972年
http://www.youtube.com/watch?v=8arYqnp8tRE

小学生の頃は驚いたデビッド・ボウイのファッション。


ベートーヴェン「歓喜の歌」(交響曲第九番)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC9%E7%95%AA_(%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3)
 
 第九については、ほとんど説明不要と思いますが、第4楽章でそれまでの3楽章のテーマを提示して「そうじゃない!」と打ち消し、徐々にあの「歓喜の歌」のメロディーが提示され、拡大展開されてフィナーレに至るという構成に改めて感服しました。

PFM / Mr. 9 'till 5 and Rossini's William Tell Overture
http://www.youtube.com/watch?v=KFJq2BRVb0s
初来日公演ではライブ成功の後に感激したメンバーが楽屋で泣いたといわれている。



 合唱団員は男性の平均年齢は70歳ぐらいでしょうか。10:30から体操・発声のウォーミングアップ。団員の緊張をほぐすために若い先生が冗談を言って笑わせてくれます。
リハーサルで力を出し切ると本番で息切れするのでほどほどにと注意されました。

ベートーヴェン「歓喜の歌」(交響曲第九番・第4楽章)
http://www.youtube.com/watch?v=M08ULy_D5IQ&feature=related

 11:20から本番前のリハーサルで第4楽章を全部歌いました。指揮者の先生が「ベートーヴェンの歌を歌えるという喜びを持ってうたってください。決してベートーヴェンのような怖い顔をして歌わないように」と言われて爆笑しました。
 
 数名の先生しかいない観客席をステージから見渡しました。寺山修司率いる天井桟敷の伝説の1972年1月30日公演「邪宗門」では最後の団員のアジテーションと、観客に混じっていた過激派が乱入し、渋谷公会堂が破壊されるところも収録されています。

日ごろ、ストレスがたまっている方にはお勧めのCD。



 初めて見る舞台裏。楽屋で初めて蝶ネクタイをつけました。いよいよ本番。この楽屋にエルトン・ジョン、PFM、沢田研二など数え切れないアーティストが来たのかと思うと感慨深いです。区長が「人生の嫌なことを第九を聞いて忘れてください」と挨拶されています。

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幾多のアーティストが使用した化粧台と椅子

ベートーヴェン交響曲第9番「合唱」第1楽章第2楽章
http://www.youtube.com/watch?v=GHlPC3CAZ20&NR=1&feature=endscreen
あまりにも強烈なフルトヴェングラーFurtwänglerの第1楽章第2楽章。日本のようにドイツ本国で第九の人気がないのは戦争という負の記憶が強すぎるためか?



 第1楽章、第2楽章の間は、合唱団員は楽屋や、公会堂のロビーなどで待機しています。第3楽章の前に廊下に集合します。緊張をほぐすためにストレッチをしました。第2楽章が終わって、ついにステージに上がります。「堂々と胸をはって」と言われていました。

 第3楽章は、他の楽章と比べて特徴が少ない。第4楽章を際立たせるためにでしょう。昔400勝投手の金田が速球の前に下手でほいっとスロ−ボールを投げていたのを思い出しました。

ベートーヴェン交響曲第9番「合唱」第3楽章
http://www.youtube.com/watch?v=J2_clwRah_U



 するとだんだん目眩がしてきました。貧血のような感じです。このままだと倒れる。
年配の方が多いので「医者も一日中待機してますから、体調が悪くなったら無理せずにしゃがんでください」とは事前に言われていました。

 頭の中がパニック状態になりました。「85歳の人も頑張っているのに、大観衆の前で自分だけしゃがんだらかっこ悪すぎる。」「でもこのまま我慢していたら、貧血で倒れてコンサートがぶち壊しだ。」とわけがわからない。

 すると昔の択一試験のときのことを思い出しました。「頭がパニック状態になったら深呼吸せよ。」腹式で思いっ切り深呼吸を続けました。すると意識が回復してきました。
 「ああ、よかった〜」原因は緊張のために呼吸するのを忘れていたためでした。

ベートーヴェン交響曲第9番「合唱」第4楽章
http://www.youtube.com/watch?v=X6s6YKlTpfw
10000人の合唱団。5:10〜の部分は、毎回快感で思わずステップを踏んでしまいそうになるが「動いてはいけません」と指示されているので我慢。クラブでかけてほしい。



 第4楽章で6月からの練習成果を出し切るつもりで歌いました。よくベートーヴェンの性格なら現代に生まれてたらパンクロックをやってたと言われます。怒鳴りはしませんが気分はSex Pistols。先生に言われたように二階席に飛ばすつもりで歌いました。

セックス・ピストルズSex Pistols / Anarchy in the UK - 1976TV初出演
http://www.youtube.com/watch?v=yxK2KWFB1S4
ベートーヴェンは封建社会からの市民階級の解放の喜びを表すために「歓喜の歌」合唱部分をわれわれのような素人でも歌えるように作った。
ジョニー・ロットンは労働者階級の怒りを自ら叫んだ。
http://www.youtube.com/watch?v=94DNV6oM8HU 
3:30〜だけ。



 6月から延べ50時間、区民館で練習した「歓喜の歌」第4楽章が終わりました。
 いつもは拍手する側でしたが、生まれて初めて聞く拍手に感動しました。
 完結した第九の後には、アンコールを求める拍手もありません。

 1968年1月27日の東京労音「ザ・タイガースショー」では、沢田研二(ジュリー)と加橋かつみ(トッポ)がライブの後でこの舞台で大喧嘩しています。我々はそのようなこともなく、お世話になった方にご挨拶をして渋谷公会堂を去りました。

ザ・タイガース / 花の首飾り
http://www.youtube.com/watch?v=u0KvFvJ80Ow
大喧嘩の後のころ。沢田研二と加橋かつみは全く口を聞かなかったという。


 
 聞きにきてくれた体調を崩しているゞゞさんから「よかったです。元気になりました。」と電話がかかってきて嬉しかったです。留置場のд君に「今日これを歌ってきたぜ」と言って歌ったら、「よろこびの歌ですね。中学のとき聞きました」と喜んでいました。

 第九のカセットテープを毎日電車の中で聴いてきた3ヶ月でした。これからは年末年始のクラブに向けてダンス訓練に切り替えです。Manhattan Recordでどんな音が旬なのか確認しました。しばらく4階まではエレベーターを使わず歩いて鍛えることにします。
 
James Brown / Give It Up Or Turn it A Loose
http://www.youtube.com/watch?v=pf5CqSDgiLU&feature=fvst
これからはギャルに認められるダンスができるように体力とリズム感を強化。



「第九」を終えた渋谷公会堂。ダンスという次なる戦いが始まる。
P1010006.JPG


posted by カンカン at 18:48| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック Classic Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月21日

おばあちゃんからの手紙

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おばあちゃんからの手紙

今日の1曲
 シューベルト / ピアノ五重奏曲 第四楽章「ます」
 Janet Jackson and her brothers / ?

 残暑見舞いを送った96歳のおばあちゃんから返事が届いて喜んでいます。返事がなかなか来なくて、もう字が書けなくなったのかなあと思って心配していました。養護施設に行くときの子どもたちへのお土産代に使ってほしいと1万円も入っていました。



 今日は暑いので、おばあちゃんのために爽やかな気分になるシューベルトです。
もう一つジャネット・ジャクソンのちびっ子の頃のかわいい映像がみつかりました。
これが彼女のベスト・パフォーマンス?

シューベルト / ピアノ五重奏曲 第四楽章「ます」
http://www.youtube.com/watch?v=jx57veQRbwA&feature=fvwrel

Janet Jackson and her brothers.
http://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&v=vsPeOrvvcd4&NR=1



posted by カンカン at 21:30| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック Classic Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月10日

ロンドン・オリンピックZ・華






今日の1曲
 サラ・ブライトマンSarah Brightman
    / Time to Say Goodbye 1996年
 レ・オルメLe Orme / Danza Dell' Acqua 1996年


 今回は、近年イギリスで最大級の世界的ヒット、クラシック、ポップス、ダンスを融合させた初めてのDivaサラ・ブライトマンSarah BrightmanのTime to Say Goodbyeです。この曲は1500万枚売れたと言われています。

Sarah Brightman / Time to Say Goodbye
http://www.youtube.com/watch?v=dr5fmZKNLaQ



 この原曲は1994年イタリアのAndrea BocelliのCon te partirò。サラ・ブライトマンからのオファーでした。そしてCon te partiròの作曲者Francesco Sartoliは本ブログのタイトルにさせてもらっているレ・オルメLe Ormeのメンバーでした。

Le Orme / Danza Dell' Acqua(水の踊り)1996年
http://www.youtube.com/watch?v=6K0HnF8hslI&feature=related
Francesco Sartoli在籍時の最後のアルバムIL Fuime(川)より。



posted by カンカン at 00:59| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック Classic Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月08日

宇宙X

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楽譜と独習用CDで特訓開始

今日の1曲
ベートーベンL. V. Beethoven
/ 交響曲第9「歓喜の歌」Symphony no.9 mvt.4( Ode to Joy )


ベルリンの壁崩壊記念コンサート


 ベートーベンL. V. Beethovenの第9交響曲の「歓喜の歌」の練習会に参加することになりました。子供の頃から何度も聞いている曲ですが、自分で歌うのは初めて。「素人がやっても大丈夫かなあ。まあ、とにかくやってみるべ〜」という乗りで参加しました。

 参加者は予想したとおり年配の人が多いです。
 まずは、先生の指導で体をほぐすのですが、これが非常に効果的。口、頭部、腹、胸、背中すべてを楽器と見立てて、音を出すという仕組みがわかってきました。

ベートーベンL. V. Beethoven
/ 交響曲第9「歓喜の歌」
http://www.youtube.com/watch?v=co-VGYR1rzM&feature=fvst



交響曲第9「歓喜の歌」歌詞の日本語訳
http://kcpo.jp/legacy/33rd/B-Sym9/Sym9-trans.html
最初の1節だけはベートーベンの作詞であること、神や宇宙をテーマにした壮大な内容だったことを初めて知った。

 私のような初心者は少なくて、周りの人たちは何度も経験されているらしく、楽譜がなくても歌っています。なんとか、周りに真似してついていく感じです。やっぱり独唱部分はプロでなければとても無理ですね。

 しかし、みんなで歌う合唱は、自分の小さなミスがカバーされるという利点があり「こりゃ〜、いいわい」と思いました。他方で「埋もれたくない」という目立とう精神で声を大きく発声しようとするので、自然にモチベーションが沸きます。

 最後にGott!(神)と何度か繰り返して歌い、自分の声が体の中で反響し、周りと自分の声が共鳴すると脳内モルヒネが出る感じで、キリスト教に帰依しようかとも思いました。歌詞もじっくり読むと感動します。聞いて歓喜、読んで歓喜、歌って歓喜。

 小雨の中を帰りました。
 初めの動機は「カラオケ代わり」のようないい加減なものでした。
 しかし、今はステージに立って歌いたいという意欲が沸いてきました。



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posted by カンカン at 10:19| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック Classic Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月06日

おばあちゃんの七回忌

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百万ドルの笑顔と言われたころの祖母

今日の1曲
ひばり児童合唱団 / どんぐりころころ
山野さと子 森の木児童合唱団 / うさぎとかめ

 今日は早いもので祖母の七回忌。
おばあちゃんは痴呆症になってからも童謡など子どもの頃のことはよく覚えていました。「もしもしかめよ」など私は1番しか知らなかったが、4番まであると言われて驚いた。10年介護した祖母が死んだころは、ショックで赤ちゃんのオムツのCMを見ただけで涙が出ましたが、時が経てば傷も癒えて懐かしい思い出に。 
 おばあちゃんの唄をカセットに録音してあったので、久々にどんぐりころころなどを聴いています。

ひばり児童合唱団 / どんぐりころころ
http://www.youtube.com/watch?v=5uBA6Qkq4VA




山野さと子 森の木児童合唱団 / うさぎとかめ
http://www.youtube.com/watch?v=VksRZD_UkXc&feature=related



posted by カンカン at 15:58| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック Classic Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月18日

ショパン 〜 深化・望郷 〜 ダンシング・クイーンW・六本木ガスパニックV 今日の1曲 <269> ショパン <270> バリー・マニロウ <271> ドナ・サマー

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LPバリー・マニロウBarry Manilow/Best(2LP)とドナ・サマーDonna Summer / Love Trilogy

<269> ショパンFrédéric CHOPIN / 24の前奏曲Op. 28, No. 20 (Prelude)
<270> バリー・マニロウBarry Manilow / 恋はマジック Could It Be Magic 1975年アメリカ6位
<271> ドナ・サマーDonna Summer / 恋はマジックCould It Be Magic 1976年

  先週、ずっと楽しみにしていたショパン特集の無料コンサートに行く予定だったのですが、裁判員裁判対象の強盗傷害の事件を受任することになり忙しくて諦めました。被疑者は可哀相な人なので、日曜も家族に会ってなんとか弁護したいと話しました。

  ショパンは「別れの曲」やノクターンが有名ですが、今回は「24の前奏曲の20番」を紹介します。バリー・マニロウBarry Manilowの恋はマジックCould It Be Magicは、この曲のコード進行を使い、インスパイアされて作曲されたものです。

ショパンFrédéric CHOPIN / 24の前奏曲Op. 28, No. 20 (Prelude)
http://www.youtube.com/watch?v=EsKwtXgFo24



  他にもベートーベンの「エリーゼのために」を使ったカテリーナ・ヴァレンテCaterina Valenteの世界的ヒット「情熱の花」Passion Flowerがあり、日本ではピーナッツがヒットさせ、その後、他のグループが「キッスは目にして」でオリコン1位になりました。

  しかし、有名すぎるクラシックの曲をアレンジすると、冗談のように聴こえることがあります。他方、あまり知られていないクラシックの曲を使って成功した例は少なく、バリー・マニロウはクラシック音楽をより深化させた希有の例と言えるでしょう。

バリー・マニロウBarry Manilow / 恋はマジック Could It Be Magic 1975年アメリカ6位
http://www.youtube.com/watch?v=6xBG_d-_6bc
 ポピュラー音楽というより、シンフォニックなプログレッシブ・ロック。感動的な6分を超える大曲。バリー・マニロウは、アフロディテス・チャイルドAphrodites Childの「666」の有名な「エーゲ海」に似たヒット曲も出している。隠れたプログレマニアに違いない。



  そして、1975年のバリー・マニロウ / 恋はマジックは、翌年ドイツのミュンヘンでさらに深化し、グツグツに煮込まれました。ジョルジオ・モロダーGiorgio Moroderは、 恋はマジックをさらにディスコ・ミュージックに加工してドナ・サマーに歌わせたのです。

  その後、1970年代後半から1980年代にかけて、ドナ・サマーはダンシング・クイーンとして世界中のディスコを制覇しました。
  私の愛するダンシング・クイーンの紹介はBeyonce,Patty Pravo以来になります。

  先週の金曜は、著名な刑事弁護の弁護士の研修会の後、ドナ・サマーを探しに六本木のGaspanicに踊りに行きました。
  残念ながらドナ・サマー級の美女には会えませんでしたが・・・。

ドナ・サマーDonna Summer -恋はマジックPrelude To Love + Could It Be Magic 1975年
http://www.youtube.com/watch?v=6jpG_hSTS2E&p=7CD9AA4E823AC50C&playnext=1&index=23
 レコードのオケにライブの歌を被せたものだが、スタジオ・ヴァージョンを遥かに上回る鬼気迫る官能的な出来。イヤホンでベースの音に集中しながら1:40〜2:15、3:30〜のドナ・サマーの目をずっと凝視していただきたい。やばい映像。

 祖国ポーランドに一生戻れなかったショパン、アメリカに移住したユダヤ系ロシア人のバリー・マニロウ、ミュージカル「ヘアー」以来ニューヨークからドイツに新天地を求めたドナ・サマー、
彼らに共通するのは望郷の想いと孤独感なのだ。




posted by カンカン at 22:26| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック Classic Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月26日

〜 伊豆U 〜 沖縄T・ウルトラセブン 〜 今日の1曲 <203> 冬木透 <204> ロベルト・シューマン 

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沖縄の人による本土への弾劾の書(左)
本土で沖縄のために戦って獄中にいる星野闘争のビラ(右)
クリックすると画像が大きくなります。


<203> 冬木 透(作曲) / ウルトラセブンの歌 Song of Ultra Seven 1967年
<204> ロベルト・シューマンSchumann / ピアノ協奏曲 Piano concerto op.54 a minor  



〜 伊豆U 〜 



  伊豆の研修旅行の2日目の夜食の後、カラオケの宴会があったので、ハゲ頭やオモシロめがね、ウサギの耳などの被り物をつけて乗り込み、ダンスで暴れまわる予定でした。私の恐怖のダンスを満天下に知らしめる絶好のチャンスだった。もし私が歌わされるならば、西城秀樹の情熱の嵐、藤山一郎の青い山脈、沢田研二のストリッパーなどを歌う覚悟でした。


西城秀樹 / 情熱の嵐
http://www.youtube.com/watch?v=a0nP9lPuh7s&NR=1
ロックかつソウルフル!




  ところが、夜食の席でフミちゃんと名乗る(初日はいなかった)コンパニオンが突然隣に現れ、私に飲めないビールを何度も注いだ。私は嬉しくなって、ついそれに応じてしまった。そのため、私は眠気と頭痛で部屋に帰ってしまいました。
  
  部屋で一人で、のんびりとテレビを見ていました。
  NHKの駅弁を作る人の苦労話には感動しました。
  隣の局では、サッカーの日本・オランダ戦。思った以上の接戦です。
  
  そしてNHKで沖縄のドキュメンタリー番組が始まりました・・・




〜 沖縄T・ウルトラセブン 〜 



  ちょうど、1週間前、東京地裁の路上でビラ配りの人に呼び止められた。ここは、いろんな人がビラを配って運動しています。
  1971年の沖縄返還闘争で機動隊員への殺人罪で無期懲役となり、35年間服役している星野という人の再審請求運動だった。
  話を聞くと、6人の目撃証言だけで有罪とされたが、裁判になって、6人の証人は、証言は作られた嘘だったと証言したとのこと。これで有罪はひどいと思い、今回、初めて東京地裁の路上でカンパしました。

  そんなことがあったので、沖縄に関心が高まっていました。


  番組は「NHKスペシャル若泉 敬・沖縄返還の代償」でした。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/100619.html


若泉 敬 wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%A5%E6%B3%89%E6%95%AC

  若泉は、1972年の沖縄返還の際の、佐藤首相の密使でした。佐藤首相は、ノーベル平和賞を受賞し、翌年に死亡。
  しかし、その後、若泉は、沖縄返還と密約の代償が、アメリカ軍基地の沖縄への固定化だったことに気づく。若泉は沖縄の新聞を毎日購読し、沖縄に赴いては苦悩し、沖縄県民に対する自責の念に若泉は押しつぶされていった。
  若泉は1994年に著作『他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス』(他に方策がなかったものと信じたい)でその国家機密を暴露しました。その目的は、沖縄の問題が国会などで取り上げられることでした。しかし、期待は裏切られ、国会・政治からはまったく無視された。
  若泉は、沖縄の大田知事に「結果責任をとる」との遺書を渡し、沖縄の戦没者記念碑の前で自殺を図ろうとしたが思いとどまる。そして2年後にがんに侵された若泉は、自宅で青酸カリで服毒自殺しました。

  今、普天間基地の問題が論議されていますが、過去に若泉のように真剣に沖縄について考え、自殺までした人物がいたという事実に驚きました。

  


若泉さんのことを知って、広島、長崎の連作を出したタンジェリン・ドリームのエドガー・フローゼの人生の最終作は、ドイツ人の総括として、アウシュビッツになるのではないかとふと想像した。


  今週、偶然、沖縄物産展で、沖縄出身の人と話しました。
  話していたら、ウルトラマン、ウルトラセブンの脚本を書いた金城哲夫の妹さんの同級生ということだった。


ウルトラセブンの歌
http://www.youtube.com/watch?v=iCuz2D7br78&feature=related
冬木透作曲。
ウルトラセブンの劇中歌、サントラは、日本の「クラシック音楽」の最高傑作のひとつだと思う。







  沖縄が生んだ人の中で、歴史上、本土に最も影響を与えた人物は誰だろうか?
  私は、金城哲夫が真っ先に思い浮かぶ。
  ウルトラマン、ウルトラセブンのあの最終回の脚本が、いずれも沖縄出身(当時はまだアメリカ領)の金城哲夫によるものと聞いたら、驚く人は多いのではないか。



ウルトラセブン 最終回
http://www.youtube.com/watch?v=WxwZbiWDNhs&feature=related
ダンがアンヌに自分がウルトラセブンであり、宇宙に帰らねばならないことを告白するシーンからラストまで







ウルトラセブン 最終回「史上最大の侵略」より
シューマン / ピアノ協奏曲Op.54 
http://www.youtube.com/watch?v=0TnYnNteHWM&feature=related






  金城哲夫は、ウルトラセブンやウルトラ警備隊がベトナムを爆撃するアメリカ軍であり、殺される怪獣たちこそがベトナムやかつての沖縄の民衆ではないのかというジレンマに陥る。
  そのような難解な哲学は番組にも反映し、子供にとって単純明快だったウルトラマンと異なり、ウルトラセブンの視聴率はどんどん低下していく。しかし、現在ではウルトラセブンこそが、ウルトラシリーズの最高傑作であるとの評価が固まっている。


金城哲夫 wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E5%9F%8E%E5%93%B2%E5%A4%AB


  金城哲夫は、その後沖縄に戻り、沖縄海洋博のプロデューサーになった。金城哲夫は、沖縄と本土との架け橋になることを夢見ていた。
  しかし、沖縄物産展の人によれば、沖縄海洋博によって自然が破壊され、金城哲夫は、本土の使いのようにみなされて、沖縄で厳しく批判されたようである。
  苦悩する金城哲夫は、失意のうちに37歳で酔って2階から落ちて死亡してしまった。






  1937年生まれの金城哲夫は、沖縄で4人に1人が死んだという第2次大戦の目撃者だった。金城哲夫のお母さんも、足を切断し義足をつけていたという。
  ウルトラセブンのあの奥深さは、本当に地獄を見た金城哲夫にしか作れないものだったのではないかと思った。
  戦争の悲劇と矛盾は世界中にある。アジアや南米でもウルトラセブンの人気が高いのは、金城哲夫が提示した問題意識の普遍性の高さを示している。


ウルトラセブンで脚本家として同僚だった市川森一が金城哲夫に捧げて作ったという「私が愛したウルトラセブン」。ウルトラセブン制作の背景にある沖縄問題、ベトナム反戦運動をからめ、放送後大きな反響を呼び、戦後ドラマの傑作のひとつと評価されている。


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2010年01月30日

冬Winter 簡易裁判所  今日の1曲 <144> ヴィヴァルディVIVALDI

  簡易裁判所は、訴額が140万円以下の低額の民事訴訟、あるいは一定の軽微な犯罪に関する刑事訴訟などを取り扱う裁判所です。だいたい地方裁判所は官公庁などが集まる町の真ん中にあるのですが、簡易裁判所はとんでもない所にあることが多い。やっとみつけたら公園の隣とか、住宅街の真ん中に社員寮のように立っていたりで、「頼むからかんべんしてくれ」と思うことが多々あります。
  今回の某簡易裁判所も駅から10分と書いてあったのですが、普通の足で15分立っても辿り着かない。通りすがりの人に尋ねたら「もう少し先です」と言われ、やっと辿り着いたら、もう目と鼻の先に海が見えて「おいおい」という感じです。
  冬の風を受けながら海岸線を歩いて帰りました。夏や秋よりもサーファーが多くて意外でした。私はダンスはサーフィンと同じだと思いながらクラブで踊っています。

I went to a far-off summary court from the station.
I came back through the shoreline on foot while suffering wind of the winter. There were more surfers than summer and autumn and was unexpected. I always dance in a club, thinking that the dance is the same as surfing.

  そこで今回は、超定番のヴィヴァルディの「四季」から「冬」
  中学のときに必死に小遣いを貯めて買ったPFM、BANCO やTANGERINE DREAM、ASH RA TEMPELなどロック関係のレコードは、帯や解説以外はほとんど処分してしまったのですが、なぜかロベルト・ミケルッチ−イ・ムジチ合奏団のヴィヴァルディだけは3枚のLPが残っていて、中学時代にタイムスリップしたような懐かしさを感じます。
It is "Winter" this time from the super classic Vivaldi "Four Seasons".
My records of Rock(PFM, BANCO, TANGERINE DREAM, ASH RA TEMPEL…)have been sold, which I saved pocket money at the age of a junior high school and bought. Only three LPs of Vivaldi are left. I feel the nostalgia that skidded in time in those school days.


ヴィヴァルディVIVALDI / 「四季」から「冬」WINTER
http://www.youtube.com/watch?v=43po7G0rsrc&feature=related
  現代人の心象風景をえぐるような映像。バッハにも影響を与えたといわれるヴィヴァルディは、バロック音楽とジャンル分けされているが、古さを感じさせない。
  昨年12月30日にも紹介したLATTE E MIELEもLIVEでVIVALDIやVERDIを演奏していたらしいが、そんな音源が残っていたら聴いてみたい。LATTE E MIELEのMarco Poloも今聞きなおすとだんだん良くなってきました。詩も含めて素晴らしい。
The picture which scoops out the scenery of the heart of modern people. Vivaldi who affected Bach is called baroque music, but does not let you feel oldness.
LATTE E MIELE which I introduced on December 30, last year played VIVALDI and VERDI in LIVE. If such a sound source is left, I want to listen. I am impressed when I listen again to Marco Polo of LATTE E MIELE.



posted by カンカン at 15:53| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック Classic Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月04日

魂のさすらい〜バレエの科学〜渋谷axxcis〜行けタイガーマスクuomo tigreU 今日の1曲 <67> シューベルト Schubert  <68> チャイコフスキー Tchaikovsky  <69> クラブハウス Clubhouse  <70> バッハBach

P1010062シューベルト.JPG
Clubhouseの12インチ Deep in My Heart
バレエ、プロレス、クラシックのチラシ、パンフレット

<67> シューベルト Schubert / アヴェ・マリアAve Maria 
<68> チャイコフスキー Tchaikovsky / くるみ割り人形  
<69> クラブハウス Clubhouse / Deep in My Heart 1991
<70> バッハBach / マタイ受難曲 Matthäuspassion - 01 - Kommt, ihr Töchter


  経済も政治も混迷を極めております。自民党も民主党も厳しいですね。こんなときこそ古典に帰って基礎を固めるのもよいのではないかと歴史の本ばかり読んでいます。音楽も基礎ということでクラシックが最近は多くなりました。



〜 魂のさすらい シューベルト 〜


  シューベルトばかりのコンサートに行きました。
  出演者の解説によるとシューベルトは31歳の若さで死ぬまで貧乏で,彼の作品形式は当時は新しすぎて生前は認められなかった。ゲーテにも無視されたらしい。ちょっと後の時代には時代が追いついたため,メンデルスゾーンは商業的にも成功した。シューベルト,メンデルスゾーンは同格と思っていたのにそんな違いがあったことを初めて知りました。
  そんな話を聞くともう一度,今まで関心のなかったシューベルトを聞いてみたくなりました。貧乏でも人生あきらめたらあかんという気になりました。

シューベルト Schubert / アヴェ・マリアAve Maria - Deanna Durbin
http://www.youtube.com/watch?v=lT_b_MWrJQU&feature=related


〜 バレエの科学 〜


  シューベルトのコンサートはアヴェマリアと“ます”が聞けたので,前半で退場。
  今度は近くの音大で,怪我の管理など「バレエを科学する」という講演。
  ひそかにダンサーを目指す私は,実は昔からバレエに憧れていました。でも日本男子の短足にもっこりタイツはどうも抵抗があり,やろうとは思いませんでした。一昨年,初めてダンススクールで習ったときは嬉しかったです。
  会場に入ると若いバレリーナさんが多くてなんだかホクホクでした。
  日本でも有名なバレエ団の代表などが講演していました。

  バレエの厳しさを知りました。体の怪我などは日常で,それでも公演に出なくてはならない。
  特に,バレリーナでは摂食障害など精神的な疾患を負っている人が大半であるいうことに驚いた。
  最近バレエの教則本を読んだ。以前からストラヴィンスキーの春の祭典のような掴みどころのない難曲をどうして踊れるのか不思議だった。バレエのステップにはすべて名前がついていて,ダンサーはそれを体に叩き込み,振付師の指示のとおりステップの組み合わせをロボットのように踊っているのだ。だから難曲でも2時間で振り付けを覚えられる。やっとそういうことかとわかった。
  ただ,そういう表現が踊りと言えるのか疑問におもった。私にとってダンスは自由であり,心の解放であったり,ときには自分の内臓をさらけだすような行為でもある。
  
  アメリカで生まれた黒人のダンスは,奴隷制度から解放するための心の叫びでもあった。
  しかし,ヨーロッパで生まれたバレエについてまだ歴史の勉強が足りないけれど,これは見てもらうためのダンスであって,ダンスをすること自体が抑圧ではないのかと思った。日本では高級な習い事のように見られているけど,本当にバレエが好きでなければ牢獄ではないか。
  ストリートダンスも全て型にはめるようになってしまったらつまらない。自由が一番だ。

  翌日,バレエの公演を初めて見ました。
  パンフレットをみると若い女子大生ばかりである。「う〜む素晴らしいの〜」とわくわくしながら,前から2列目で観劇。
  初めの曲はまったく古典的。決められたステップの組み合わせだ。たいへんだなあと思ってみていました。でも,なんでバレエのお化粧ってオバサンみたいなマツゲをつけるんだろう。すっぴんの方が綺麗な子がいるのになあと思いました。ギャルっぽい化粧なんかも良い。ファンの幅が広がるだろう。そしてかぶりつきの席を高額にするのだ。なんですかこれは。
  続いて前衛的な曲は,照明も暗くなりちょっとエッチでいい感じ。ロボットみたいな古典よりも踊っている人たちも心を解放できるのではないか。セクシーダンスを堪能させていただいた。
  そして名曲のチャイコフスキー / くるみ割り人形。生のオーケストラも素晴らしい。踊りはとりたてて新しいこともないが,20回ぐらいスピンしたり,フィギアスケートみたいに回転が見せ場になっている。怪我が多いわけだ。
  バレエ初体験。無料に感謝して会場を出ました。

チャイコフスキー Tchaikovsky / くるみ割り人形Waltz of the Flowers by BPO
http://www.youtube.com/watch?v=QK3ELt0zPLg&feature=related






〜 渋谷axxcis 〜


渋谷axxcis HP
http://www.axxcis.net


  新しいクラブの開拓ということで,わくわくして渋谷axxcisに行きました。20年ぐらい前に毎日のように通った予備校のすぐそばにあった。渋谷南口は大きな空き地だったところがビルだらけになっていて驚いた。
  昔からあった音楽スタジオがまだ残っていた。メンバー募集を見るとパンクが多い。たしかにパンクは手っ取り早いが,食べていくにはきついだろう。パンクはただでなら聞く気になるが,Sex Pistols以外はお金を出して聞いたことは一度もない。最近「少年メリケンサック」というパンクの映画が話題になっています。

  渋谷axxcisは早い時間でも並んでいる人が多かった。今日はハウスのイベントです。
  中に入って,早速Tシャツに着替えて戦闘準備。すでに109のトイレでチュウハイを飲んでいい気分。
  3つのフロアーを探検。4Fが一番踊れそうだ。お客さんは,まったりしていて,ジャンパーを着たままの人とかが多い。
  Tシャツで「踊ったるで〜」などというノリなのは私だけだ。まあ浮いているが、人目を気にせずガンガンいく方針なので徹底的にやるまでです。着替えのシャツもちゃんと持参している。

  筋トレの効果で足がまた動くようになってきた。Wombより音が小さいのでスピーカーの前に行く。女の子たちが横に見に来るが,もうテンションが上がってしまって止めるわけにはいかない。声はおかけできません。申し訳ありません。この前,おばあちゃんに電話して踊っているとギャルに声をかけられるよと報告したら喜んでくれた。今まで子供の頃からさんざん私を馬鹿にしてきた神戸の姪たちも渋谷のギャルが寄ってくるで〜と言ったらやっと見直してくれたようだ。昔はキャーと言われて振り向いたら有名人だったこともあったし、真っ昼間から女の子が体を触りにきたことも何度もあったのだ。

  今回のテーマは,脱力と緊張。黒人のダンスは脱力が基調になっている。白人のバレエは緊張が基礎にある。本来は,白人のダンスを崩したのが黒人のダンスという順番だろうが,黒人のダンスを基調にして体を温めたところで,途中から白人のダンスでそれを崩す。ダンスに理屈などどうでもいいけど。後半は非常に面白くなった。最後にアジア人として舞踏の感覚でリズムを消したところでお仕舞いにしました。

  6Fで一休みしところで,こんどは5Fのテクノのフロアーへ。一番早いステップで踊る。1万メートルの後に,100メートルダッシュという感じ。DJが女の子だったこともあって張り切った。
  帰ることにしてトイレでシャツを着替える。汗をかいたままだとまた風邪をひいてしまう。
  最後に4Fを覗くと人だかり。ファッションショーをやっていた。
  いやいや^о^これがまた可愛い女の子が多いこと。ツンとすましたりしてもうたまらんです。鼻の下が長くなるとはこのことかと思いました。
  2時間踊った疲れも癒やされました。
  幸せな気持ちで終電に乗って帰りました。

  
  今回は,ハウスの古い名曲を紹介します。

Clubhouse / Deep in My Heart 1991年
http://www.youtube.com/watch?v=iYt0XNCr6B0


  クラブの翌日,音大の打楽器のコンサートへ。ダンスのヒントを得られないかなと思って行ってみました。振動を体感すべく最前列へ。
  伴奏のピアノのお人形さんのような女の子にうっとり。はだけた肩の白い柔肌が鍵盤を叩くたびに躍動する。あ〜美しいの〜となんとも幸せな気分。音楽なんかもうどうでもいいという感じでした。
  現代音楽なので例によってわけのわからない曲ばかり。
  音楽というより前衛芝居である。鉄板をたたいたり,ホースを振り回して音を立てたり,いろんな音楽があるものだ。曲の最後に「おくりびとがアカデミー賞を取りました」というラジオ放送を流してお仕舞いというのもあった。



〜 行け!タイガーマスクuomo tigreU 〜


  招待券がもらえたので生まれて初めてプロレスを見に行きました。
  お目当ては2代目タイガーマスク三沢光晴。
  年老いたとはいえ,一度は“タイガーマスク”を名乗った男の生き様を見せてもらいたいと思いました。
  観戦の前にアントニオ猪木の自伝を読んで,感銘を受けた。ブラジルに移民したことは聞いていたが,楽園だと思っていたら予想とはまったく異なり,初日から奴隷のように拳銃を突きつけられて血だらけで働かせられたという話には驚いた。その過酷な労働が彼の肉体の基礎になった。そして力道山の下での厳しい修行が彼の精神の基礎になった。「燃える闘魂」の原点がやっとわかった。モハメッド・アリとの異種格闘技戦も先日再放送された。




  武道館に来るのはJames Brownのコンサート以来だ。もう10年たったのかと思うと時が経つのは早い。
  プロレスはついに50年続いた日本テレビの放送が打ち切りになる。私の子供のころは全盛期だったが。
  3階席から見るリングは遠い。技は高度だ。初代タイガーマスクの革命的な攻撃・防御が今は当たり前のようになっている。凄い技が出ると思わず「ウォーッ」と叫んでしまう。

タイガーマスクuomo tigre vs ダイナマイト・キッド  
http://www.youtube.com/watch?v=l7tKdVaTWnA
ダイナマイト・キッドも長い闘いの末に今は車椅子の生活という。

  そしてついに2代目タイガーマスク三沢光晴が現れた。もうお腹も膨らんでいる。もう全盛期の姿ではない。メインも後輩に譲っているようだ。ただ,場外で一度だけ鬼神のようなチョップを見せたときに彼の意地のようなものを垣間見ることができた。

  もう格闘技というよりも曲芸のような技が出てくる。相手を叩きのめすというよりも,アイスダンスのように相手と一緒になって肉体芸術を作っている。
  しかしそこには,アントニオ猪木のような精神性は見られない。アントニオ猪木は時代の要請だったのだろう。

  もう帰ろうかと思って階段を降りて出口のそばで見たら,さっきより距離の近いところで,レスラーたちの戦う表情を目の当たりにして動けなくなった。
  よーし,自分もダンスをやるぞと心に誓い,会場を後にした。

  昨日はプロレスの余韻にひたりながら,ジムに行き筋トレに励んだ。
  ランニング,筋トレのときは,ウォークマンでバッハのマタイ受難曲をひたすら聞き返している。

  今ちょうどメンゲルベルグの1939年の歴史的なマタイ受難曲が届きました。
  さっそく聴いて鳥肌が立っています。戦時下で行われた記録と思うと実に重い。

バッハBach / マタイ受難曲 Matthäuspassion - 01 - Kommt, ihr Töchter
http://www.youtube.com/watch?v=_E_AOn-94tw&feature=related
カール・リヒターのDVDをやっと2週間前に入手できた。
マタイ受難曲は西洋の生んだ最高の音楽という記事を最近何度か目にした。

http://www.youtube.com/watch?v=PgurNJLivG0&feature=related
Roy Goodmanのテンポの速いマタイ受難曲。




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2008年11月17日

癒しの達人再び 今日の1曲 <39> フジ子・ヘミングU

39 フジ子・ヘミングFujiko Hemming /(フランツ・リストFranz Liszt作曲)愛の夢 Liebesträume 第三番変イ長調 S541-3


  明後日からいよいよ私にも戦いが始まります。

  戦いの前に癒し系の音を聴かせて欲しい。

  そこで、10月1日の「今日の1曲 <21>」に続いて,癒しの達人、フジ子・ヘミングに再び登場して頂きました。


<39> フジ子・ヘミング / リストFranz Liszt作曲 愛の夢 第三番
http://www.youtube.com/watch?v=7OfHoXJh9wg


  フジ子・ヘミングの正体は,タイガーマスク=伊達直人なのか?

  その高い蓋然性を示す証拠たる映像を発掘。
  子供の救護施設を訪問するフジ子・ヘミング。

  フジ子・ヘミング / リストFranz Liszt作曲 ラ・カンパネラ
http://jp.youtube.com/watch?v=ZPB7bIeYllc&feature=related



  タイガーマスクの感動の場面をひとつ。

  「平成虎の穴」HP「エピソードガイド」の「第27話」
http://www4.airnet.ne.jp/pancra/tiger/index/anime.html

  「第27話」は、タイガーマスクが,ある孤児院の盲目の少女ちづるの手術のためにファイトマネーを寄付する話。
  「第27話」の「虎よ目を開け」というタイトルは、少女の目を開くということと、タイガーマスク自身が必殺技を開発し、プロレスの目を開けというダブル・ミーニング。なんと奥が深いことか。

  「タイガーマスク」Uomo tigreイタリア語版「第27話」
http://www.youtube.com/watch?v=-xn_UHj5w3g

  3:00〜5:10 少女の目が開眼する心洗われるシーン。
  3:30 少女がバレエのような舞を見せる。
  8:37 ジャイアント馬場(往年のプロレスの大スター)が,無意識のうちに反則を犯してしまうことに悩むタイガーマスクに、さりげなく少女の手術の成功を知らせて慰めるシーン。
  これが子供向けのプロレスのアニメだろうか? これは青年及び大人向けの社会派ドラマだ。小学生の頃は,まったく理解できなかったぞ。


  「タイガーマスク」日本語版「第27話」
http://dl.rakuten.co.jp/prod/800283381.html






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2008年10月26日

家族 ATOMU 今日の1曲 <31> 中田喜直 (+ シンディー・ローパー)

31 中田喜直作曲 / メダカの学校 (茶木滋作詞)  

P1010050.JPG
家族 − 10月15日にご紹介した我が家のメダカです。現在12匹。


  今回の癒しの達人は、「日本のシューベルト」こと中田喜直。名曲「メダカの学校」です。

  中田喜直wikipedia
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E7%94%B0%E5%96%9C%E7%9B%B4

  10月12日の日記でも書きましたように、音大コンプの私は芸大出身と聞いただけで畏敬の念を抱いてしまいます。中田喜直はその中でも代表的な作曲家の一人。
  
  作曲家にとって最も困難な仕事のひとつは童謡のメロディーを作ることではないか。子供の感性にまで訴えることができるメロディーとは音楽のひとつの極みだと思う。ビートルズのイエスタデイでさえ3〜4歳の子供の心にまで届くのは難しいだろう。
  
  ハードロックで心に残るリフと同様に,子供の心にまで届く童謡を一生で2〜3曲作れればたいへんなことだと思う。中田喜直は,「メダカの学校」以外にも「夏の思い出」など誰でも知っている歌を残しています。

  (唄)おにいさん、おねえさんと、こどもたち / めだかのがっこう
http://jp.youtube.com/watch?v=40ZJtQ7PaCA&feature=related
  疲れがとれます。一人だけロンゲの落ち着きのない男の子がいますね。もう23歳ぐらいでしょうか。きのうあたり渋谷のATOMで踊っていたかも。

  もうひとつ、メダカの学校をどうぞ
http://jp.youtube.com/watch?v=5JPHKQZOq1I&feature=related
  これもいいですね。





− 再び渋谷へ ATOMU−

  昨日は,元東京地検特捜部部長の講演会を聞きました。序盤は軽い話ばかりでしたが,話は徐々に核心に入っていきました。ある贈賄事件で取調べ中の被疑者が飛び降り自殺をしたときは,遺族のことを想って検事を辞める決意をし,辞表を出したことがあるとのこと。他にも良い話をきかせていただきました。
  
  総理大臣でさえも容赦しない泣く子も黙る東京地検特捜部。その中にも仏の心を持った人がいることを知ってとても幸せな気持ちになれました。

  講演会のいい話で温まったところで,今度はクラブATOMに直行。我ながら変な行動パターンだ。

  今日は5周年イベントらしい。混まないうちに早く行って並ぶ。トランスのCDをおまけにもらいました。5階のトランスのフロアーへ。
  
  前回見た腰にタオルを下げたサラリーマンがいた。彼は凄い。ずっとほとんど同じ振りで2時間でも踊るのだ。まさにパラパラの鬼だ。今までパラパラを正直馬鹿にしていたが,認識を変えた。私もパラパラをレパートリーに入れることにした。
  今日は,伝説のボクサー数名のステップでダンスをすることも予定にあったのですが,前回とフロアーのつくりが違っていたので中止しました。

  2時間踊ったあと,6階のHIPHOPのフロアーへ。

  週末のATOMは,5階はテクノなどトランス,6階はHIPHOP,R&B,4階はサイケデリックトランス(12時以降)と3通り楽しめるのです。客層も微妙に違う。

  HIPHOPで軽く踊っていたら,若いときの辰吉丈一郎みたいな元気なおにいちゃんがワーワー言ってヒヤカシに寄ってきた。待ってましたヨこういうキャラ。一緒にオチャラケダンス。本当は10代の高校生から真剣なダンスバトルを仕掛けて欲しいんだけどなあ。今は高校生はクラブに入れないのです。なんて不幸な時代だ。
  元気なおにいちゃんのダンスだが、体の中からリズムが湧き出ている。「君なかなかいいよ」と言ったら照れて黙ってしまった。可愛いところがある。
  
  もうひとり僕にずっと近づいてくる笑顔の男の子がいて,必死に踊っているのだがぎこちない。HIPHOPは黒人の基本動作 がわからないときつい。HIPHOPの首と胸と腰の動かし方を教えてあげました。
 
  12時少し前になるとやっと4階のサイケデリック・トランスのフロアーが開く。4階に入ると,やった!滅茶苦茶好きなリズムがかかっている! フロアーがベトベトした5階と違って,4階は滑らか。ここだと鳥のようにステップを踏める。フロアーもガラガラ。女の子が数名いる。よし、見たことのないものを見せてあげよう。

  ぶっ飛べる! 5階では不完全燃焼だったが,ここでは納得の行く限界まで早いステップとスピンができた。
  
  疲れたので休んでいたら,3人組の男の子が「疲れましたか?」と話しかけてきて,いいダンスだったと誉めてくれた。もう終電なので帰るというと残念がって握手してくれた。「またね」とお別れ。

  外へ出るとイベントのせいか長蛇の列。きれいな外人のモデルさんもいた。こりゃ〜これから中はぎゅうぎゅう詰めだな。酸素欠乏状態だろう。やはりクラブは空いてる時間に限る。

  電車に乗って本を読んでいたら,なんかいつもと違う風景だ。一駅乗り過ごしてしまった! 上がり方向の電車はもう終電もない。
  
  暗い夜道を一人トボトボと歩いて帰りました。

  家に着くと、メダカたちが元気に泳いで出迎えてくれました。

  
  今日は,ATOMで1曲だけ知っている曲がかかりました。シンディー・ローパーのタイム・アフター・タイムのトランスRemix。
  Jazzの帝王、マイルス・デイビスMiles Davisも認め、カバーした名曲。今日のATOMは早い時間から看板DJだったが,さすがに古いものも研究しているなあと感心しました。

  Cyndi Lauper シンディー・ローパー / Time After Time タイム・アフター・タイム 1984年
http://jp.youtube.com/watch?v=3C6AXnnjgqI




posted by カンカン at 14:36| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック Classic Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月07日

今日の1曲 D スラヴァ Slava

D Slava/Ave Maria(G.Caccini 1546-1618) 1995年
  スラヴァ/アヴェ・マリア(カッチーニ曲)

  Renzo Zenobi / E ancora le dirai ti voglio beneがエンニオ・モリコーネとの出会いによって20世紀のイタリアに生まれた祈りの歌とすれば、G.Cacciniの作曲したAve Mariaは16世紀のイタリアが生んだ天上の音楽といえるでしょう。
 
 SLAVA(スラヴァ)は1964年旧ソ連生まれのカウンターテナー歌手。カッチーニ作曲のAve Mariaは,聖母マリアを賛美した多くの作曲家によるAve Mariaばかりを集めたCD"スラヴァ/AVE MARIA"の冒頭を飾る1曲で、スラヴァの代表曲といえます。スラヴァは,この16世紀のイタリアが生んだ天上の名曲を21世紀に知らしめることになりました。オーケストラのメンバーが「ストラディバリウスのようだ」と形容したスラヴァのカウンターテナーは、母なるものへの祈りと憧憬を込めて天上へと昇りつめていきます。

 シンセサイザーの編曲はスラヴァ自身とGreg Walshによるもので、Greg WalshはPink FloydのWallやLucio BattistiのUna donna per amicoなどの後期の3作品にも関わっています。カッチーニ作曲のAve Mariaは,イタリアン・プログレッシブ・ロックの名曲でいえばLatte e MieleのIl Piantoを想起させ,はじめてTower Recordで試聴したとき,時間が停止するような感動を覚えたことを記憶しています。2大Ave Mariaであるシューベルト、バッハ&グノーを初め,他のAve Mariaの素晴しさも言うまでもありませんが、このCDの白眉は冒頭のカッチーニに尽きると思います。疲れたとき,苦しいときに本当の癒しを与えてくれる16世紀からの時空を超えた素晴らしい贈り物といえるでしょう。

 追記 「今日の1曲 C」で誤記がありました。Lucio DallaraをLucio Dallaに訂正いたします。


Slava/Ave Maria
http://www.youtube.com/watch?v=P_UebDYrhmc









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