2012年03月24日

第1回 「あしあと(レ・オルメ)音楽大賞」 大賞

P1010045.JPG
本田美奈子「新世界」 カール・リヒター「マタイ受難曲」 
James Brown「Paris 1971」 フジ子・ヘミングの軌跡
雪とあしあと(2月撮影)

今日の1曲
<672> バッハBach カール・リヒター(Karl Richter)指揮
    / マタイ受難曲第1曲 St. Matthew Passion BWV 244
<673> 本田美奈子 / AmazingGrace


  □□君も保護観察になり、ほっとしています。
  3年9ヶ月のブログを振り返る第1回「あしあと(レ・オルメ)音楽大賞」も今回が最終回、大賞の発表です。




  あしあと「大賞」は2組です。

  まず、バッハのカール・リヒター指揮/ マタイ受難曲の第1曲です。もう年もとり、若い頃のように感動する音楽に新たに出会えることはないだろうと思っていました。
  しかし、マタイ受難曲の第1曲はすべてを超えていました。

  純粋な宗教音楽であるがために、他のバッハの曲と異なり簡単に流せないことも気がつかなかった原因だと思います。36年前にやはりドイツのTangerine Dream / Alpha CentauriのB面のラスト5分で辿りついた宗教的感動と同じものがありました。

  ユダヤからプロテスタントに改宗後も迫害を受けたというメンデルスゾーンが20歳で再現公演をするまで、マタイ受難曲を誰も知りませんでした。モーツァルトやベートーベンが生前に知っていたら、音楽史に及ぼした影響は大きかったでしょう。

 
あしあと大賞
バッハBach / マタイ受難曲第1曲 St. Matthew Passion BWV 244 (Karl Richter)
http://www.youtube.com/watch?v=pf4UNJqv_-A&feature=related
壊れていた体が回復してきた頃、いつも10分のこの曲を3回繰り返して聞きながらランニングのトレーニングをした。体に力が湧いてきて30分間のランニングが苦にならなかった。バッハのベースの低音部は素晴らしいが、この曲は凄すぎる。G線上のアリアが好きな□□君にも教えました。

コテコテ大阪弁訳「マタイ受難曲」第1曲
http://www.youtube.com/watch?v=EW63dWn88Tw
固い意訳よりも心に入ってきます。




  最後までお付き合いいただきありがとうございました。もう一人の第1回「あしあと音楽大賞」大賞は、今は亡き本田美奈子さんです。本田美奈子さんの魂によって勇気付けられたあの場所、あの日々を私は決して忘れることはないでしょう。


あしあと大賞
本田美奈子 / AmazingGrace
http://www.youtube.com/watch?v=duPkHNH3m6I&feature=related



本田美奈子 / 新世界
http://www.youtube.com/watch?v=D8ywTk6pRr0
http://www.youtube.com/watch?v=aJ2b6LkF2eU





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2012年03月20日

第1回 「あしあと(レ・オルメ)音楽大賞」 癒される音楽大賞

今日の1曲
<671> フジ子・ヘミングFujiko Hemming
    / 慰めConsolation no.3(リスト LISZT)





「癒される音楽大賞」
  フジ子・ヘミング

  いよいよ、本ブログの第1回「音楽大賞」発表も残り2回になりました。
  今回は、本ブログの究極のテーマである「元気が出る音楽」「癒される音楽」の後者。
  「癒される音楽大賞」はピアノのフジ子・ヘミングさんです。

  5年前ピアノを習いましたが、初心者の曲を譜面どおり弾くのさえたいへんでした。
  フジ子さんのピアノの演奏は、演奏家、芸術家の領域を超えて私にとっては心の治療家のような存在です。

  今鑑別所で会っている□□君に好きな音楽を尋ねたら、16歳で意外にもジョン・レノンの「イマジン」と言われてびっくり。さらにバッハの「G線上のアリア」とのこと。
  □□君にもフジ子さんのピアノを聞くように勧めようと思います。

フジ子・ヘミングFujiko Hemming / 慰めConsolation no.3 LISZT
http://www.youtube.com/watch?v=I7L0lMyqNnY
他にもリストの「愛の夢」「ため息」、ショパンの「ノクターン」「別れの曲」など、フジ子・ヘミングのピアノソロは、すべて心が癒される。パブロ・カザルスの無伴奏チェロ組曲第1番ト長調「前奏曲」、セロニアス・モンクが1954年にパリで録音したRound about midnightと並ぶソロ芸術の最高峰。





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2012年03月17日

第1回「あしあと(レ・オルメ)音楽大賞」部門賞10 元気が出る音楽大賞

今日の1曲
<669> ジェームス・ブラウンJAMES BROWN & The Famous Flames
    / Out of sight & Night train (1964)
<670> ジェームス・ブラウンJAMES BROWN & JBs
     / Get up, get into it, get involved & Soul Power (Olympia 1971)


JBの奇跡を捉えた3枚組DVD



  3年9ヶ月のブログの一区切りとして心に残った音楽を選出しています。
  部門賞もいよいよ最後になりました。
  今回は、当ブログで一番登場回数の多かったアーティストです。


ベスト・ダンサー部門
 ジェームス・ブラウンJAMES BROWN
 
  歴史上最も優れたベスト・ダンサー部門は、ジェームス・ブラウンJAMES BROWNを選出しました。残念ながらバレエ・リュス団長のディアギレフが映像嫌いだったために1920年代の天才ニジンスキーの動く姿は全く残っていないようです。

  マイケル・ジャクソンも師匠のJBがベスト・ダンサーならば異論はないでしょう。
  JBにしかできない、まさに唯一無二の足さばきに注目。
  もし「跳躍の神」ニジンスキーがJBを見たらどんな感想を持ったでしょうか。

ジェームス・ブラウンJAMES BROWN / Out of sight & Night train http://www.youtube.com/watch?v=ujwknJYrEm4&feature=related
伝説のTAMI show 1964年。1曲目はFunk musicの原点と評価されているOut of sight。見所は0:20〜0:50、1:40~1:50、2:15~3:30。 9:30〜Night trainで体力の限界に挑戦。私のダンスの最大の師匠です。

JBのリズム革命を捉えた4枚組CD



元気が出る音楽大賞
  JAMES BROWN / Soul Power

  いよいよ大賞部門に突入。本ブログの当初のテーマは「元気が出る音楽」と「癒される音楽」の紹介でした。そのテーマは暗黙の内に今日まで続いています。そこでまず「元気が出る音楽大賞」として、再びJAMES BROWNのその名の通りSoul Power。

  JAMES BROWNは人気の点ではMichael Jacksonに到底及びません。しかし全世界のミュージシャンに与えたリズム革命の影響力は、エルビスやビートルズに匹敵するものがあります。そのエルビスやビートルズにさえも衝撃を与えました。

  JBが影響を与えたのは、Rolling Stones, Led Zeppelin, Iggy Pop,ドイツのCan,イタリアのOsanna,日本のGolden Cups…。そしてDiscoはJBの子, Hiphop, House, TranceはJBの孫といえます。JBの先祖は日本人と言われています。

  1965年のベトナム戦争開戦と共に、1964年にJBが創ったFunkリズム革命は曲ごとに進化し,1971年のBassブーツィー・コリンズを擁するJBsにおいてピークに。フランスで最も伝統あるパリ・オランピア劇場での熱狂的な奇跡の映像が残っています。

JAMES BROWN / Get up, get into it, get involved & Soul Power (Olympia 1971)
http://www.youtube.com/watch?v=uQhV008vUpc&feature=related
1時間を超える全盛期のJBショー。JBのリズムが世界に元気を与えた。見所多数。0:20〜0:50導入部。3:15〜4:00叫び。19:35~20:20高速ステップ。 28:05~29:00マイクパフォーマンス 41:00~42:05バラード 43:20〜44:00軍隊さながらの統率力 48:30Vickyの仁王立ち。54:20~55:05ファン乱入。1:02:10〜 Get up, get into it, get involved  1:06:08〜 Soul Power〜終演。

Michael Jackson & James Brown
http://www.youtube.com/watch?v=ZN48lsXL1oA&feature=related

映像とは違う日のオランピア劇場のライブを収録。


posted by カンカン at 20:10| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 第1回あしあと(レ・オルメ)音楽大賞 Le Orme Prize | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月15日

第1回 「あしあと(レ・オルメ)音楽大賞」部門賞パート9

今日の1曲
<667> エルビス・プレスリー Elvis Presley
   / ラブ・ミー・テンダー Love Me Tender (1958)
<668> クラウス・シュルツ Klaus Schulze
   / バイロイトの回帰 Bayreuth Return (1975)




アジア・ダンサー部門
  大野一雄(1906-2010)

  アジアのダンサー部門として、今や世界的に評価されたButo Danceの創始者の一人である故大野一雄氏です。舞踏を少しかじっていた高校生のころは、白塗りの変なおじいさんだが、なんか凄い人なんだろうなという印象しかありませんでした。

  10年ぐらい前、幸運にも一度だけ彼の舞踏リサイタルを見ることができました。
  息子さんに介助されて目の前を通る姿を見て、踊ることは人生そのものなのだということを大野さんから学ぶことができました。

大野一雄「美と力」(ラ・アルヘンチーナ頌)
http://www.youtube.com/watch?v=cG4H4yeNHs0
体育学校(現日本体育大学)で学ぶ陸上選手だった大野は、1928年、22歳のときに友人に誘われて帝国劇場で伝説の女性舞踊家、ラ・アルヘンチーナを見て衝撃を受け、ダンスを志した。1977年、71歳のときに初演されたラ・アルヘンチーナに捧げた代表作。4分22秒の間に、同じ動きがひとつもない。

1999年 ヴェネツィア
http://www.youtube.com/watch?v=I-C1s67laHA&NR=1&feature=endscreen
イタリアで第1回「ミケランジェロ・ アントニオーニ賞」受賞。構築だけではなく、崩壊もまた芸術であることに世界が感動した。

2002年 東京
http://www.youtube.com/watch?v=retkrupRUqA&feature=related
9年間従軍した第二次世界大戦で見たことを生涯、話さなかったという。
 
Elvis Presley / Love Me Tender
http://www.youtube.com/watch?v=HZBUb0ElnNY
大野一雄の舞踏リサイタルでは、クラシック、タンゴ、日本の民謡など実に様々な音楽が使われていました。 

Klaus Schulze / Bayreuth Return
http://www.youtube.com/watch?v=2wVp3entqjQ
舞踏リサイタルのピークのところで、4:30あたりから3分程度流れていたのを覚えています。




posted by カンカン at 13:32| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 第1回あしあと(レ・オルメ)音楽大賞 Le Orme Prize | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月10日

第1回 「あしあと(レ・オルメ)音楽大賞」部門賞パート8


今日の1曲
<666> Earth & Fire / Song of the Marching Children(1972)



女性ロッカー部門
オランダ部門
メロトロン部門
 アース&ファイアーEarth & Fire / Song of the Marching Children

  そろそろ大賞発表に近づいてきました。
  今回は、女性ロッカー部門、オランダ部門、メロトロン部門というこだわりの3部門を総括する代表としてアース&ファイアーです。

  ベトナム反戦運動から生まれたフラワー・チルドレンは、オランダのアムステルダムにも波及し、素晴らしいバンドの多くの傑作が生まれました。ムーブメントはベトナム終戦により潮が引くように消えていきました。

Earth & Fire / Song of the Marching Children ライブ
http://www.youtube.com/watch?v=zZ77xgpuhB0&feature=related
0:30でメロトロンが大写しになる貴重映像。ヒッピーギャルの風貌だったJerneyはベトナム戦争の泥沼化により2年で美神に変貌。ロックのひとつの頂点。終戦により普通の綺麗なお姉さんになってしまいました。

Earth & Fire / Song of the Marching Children 全曲
http://www.youtube.com/watch?v=3lHFBbk7gT4&feature=related
30年以上前にLPで聞いたときは1曲目で3rdや4thより音が軽いと思って感動しなかったが、久々に聞いて感動。溢れ出るメロディーが素晴らしい。

検索するとEarth Wind & Fireばかり出て困る


Earth Wind & Fireの誤字。終戦で笑顔に。


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2012年03月06日

第1回 「あしあと(レ・オルメ)音楽大賞」部門賞パート7


今日の1曲
<664> 行け!タイガーマスク
<665> Uomo tigre(イタリア版)




アニメ部門
  「タイガーマスク Uomo Tigre」

 本ブログでは、アニメと言えばタイガーマスク。
カトリックのイタリアで熱狂的なファンが多いというのも頷けます。
 思い出のシーンを振り返ります。


第1話「黄色い悪魔」
http://www.youtube.com/watch?v=JmVMWkxRkhM&feature=related
3:00〜5:20 ちびっこハウスが経営難で解散する日に上野動物園で、伊達直人がルリ子の前で「虎のように強くなって、悪い大人ずるい大人をやっつけるんだ」と誓うシーン。

第5話「決死の虎」
http://www.youtube.com/watch?v=J6FZlddFvdc
8:15〜10:15 ジャイアント馬場が、子供がタイガーを恐れずにサインを求めるところを見て、反則魔タイガーマスクの本質に気づくシーン。

第6話「恐怖のデスマッチ」
http://www.youtube.com/watch?v=DIYsGvYD_RM&feature=related
7:49〜 「タイガーのような悪役になって人生をわたってやる」と言う健太に「この子に正しい道を教えてください」と、ルリ子がタイガーマスクに頼むシーン。

第27話「虎よ目を開け」
http://www.youtube.com/watch?v=mToUPRT0klY
3:00 タイガーマスク伊達直人が手術代を寄付した少女の目の手術が成功する。

第102話「虎の穴の真実」
http://www.youtube.com/watch?v=jayPEwOF3OU&feature=related
7:38〜 タイガーマスクが伊達直人であることをルリ子に打ち明けるシーン。

「平成虎の穴」エピソードガイド
http://www4.airnet.ne.jp/pancra/tiger/index/anime.html

行け!タイガーマスク
http://www.youtube.com/watch?v=zyRuAV6Gssw&feature=related

Uomo tigre イタリア版 テーマソング
http://www.youtube.com/watch?v=G_CS9Qx26ew



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2012年03月03日

第1回 「あしあと(レ・オルメ)音楽大賞」部門賞パート6

今日の1曲
<663> リアーナRihanna
/ ドント・ストップ・ザ・ミュージックDon't Stop The Music (2007)




お世話になりました部門
「渋谷のクラブ」


  昔は踊りに行くといえば六本木でしたが、今は渋谷が中心。ブログを始めてから2ヵ月後に初めて渋谷のクラブに行きました。おかげさまで壊していた体調も回復し試験も合格、仕事もできるようになりました。

  ここで改めて渋谷のクラブの皆様、おじさんのダンスを応援してくれた少年、ギャルたちに感謝したいと思います。これからもダンスを進化させます。東京に来た際は、皆様もぜひ渋谷のクラブにお寄り下さい。

Club atom 
http://www.youtube.com/watch?v=YqFpmM8Z7pA
3フロアーで違う音楽が流れます。

club camelot
http://www.youtube.com/watch?v=76zavZu9zU4
こちらも3フロアーで楽しめます。

womb
http://www.youtube.com/watch?v=mP-P0D7erzM&feature=related
最大級のスピーカーがあります。

axxcis  
http://www.youtube.com/watch?v=SMWkQmHscEA
JR新南口の駅前にあります。

nuts (閉店) 
http://www.youtube.com/watch?v=RExRcce4clw&feature=related
ダンサーの集まる店でした。

club ELF 
http://www.youtube.com/watch?v=a16AvWXKJ08
nutsの後にできました。

the Room
http://www.cogito.st/the-room/schedule/
小箱と呼ばれるアシッドジャズ系

道玄坂gaspanic (閉店)
http://www.youtube.com/watch?v=sqmJomPV3Q4
道玄坂YAMAHAの隣にありました。

江ノ島RAVE 
http://www.youtube.com/watch?v=RmCgcfaElA4&feature=related
海にはトランスが合う? 5:57からの曲がお勧め。

vuenos
http://www.youtube.com/watch?v=pe5e2yN_-8s
ここはまだ行ったことがありません。4:50から女の子がダンス。

リアーナRihanna / ドント・ストップ・ザ・ミュージックDon't Stop The Music
http://www.youtube.com/watch?v=ajeHslhKuGU
日本のクラブ・ミュージックの主流はトランスからハウスへ。そこにHIPHOP、レゲエやかつてのディスコサウンドなどもかかり、ALL MIXというジャンルが定着してきました。Rihanna のDon't Stop The Musicは、マイケル・ジャクソンも含むあらゆるダンス音楽の要素を取り入れた近年を象徴する曲だと思います。





posted by カンカン at 12:55| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 第1回あしあと(レ・オルメ)音楽大賞 Le Orme Prize | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月29日

第1回 「あしあと(レ・オルメ)音楽大賞」部門賞パート5

今日の1曲

<658>  Paul McCartney / Please Please Me(1963)
<659>  LED ZEPPELIN / Communication Breakdown (1969)
<660>  オザンナOsanna / L’uomo (1971)
<661>  レ・オルメle Orme / Sguardo verso il cielo (1971)
<662>  左とん平Tonpei Hidari
/とん平のヘイ・ユウ・ブルースHey You Blues (1973)

  今日は関東も雪です。
  3年8ヶ月のブログの足跡をたどる「あしあと(レ・オルメ)音楽大賞」
  部門賞の5回目です。


ビートルズ部門
Paul McCartney / Please Please Me(1963)
http://www.youtube.com/watch?v=8MWVo1fjRsQ
数あるビートルズの中から、初めて彼らがイギリスで1位になったこの1曲。ポールの感動的なライブです。自分もポールのライブに行ってみたい。
http://www.youtube.com/watch?v=he0B0VMxCsw
こちらは全盛期のアメリカ公演。リンゴのドラムのかっこよさに気がついたカメラのセンスに脱帽。



ブリティッシュロック部門
LED ZEPPELIN / Communication Breakdown (1969)
http://www.youtube.com/watch?v=p5BpSwVhsmI
激戦区を制したのはレッド・ツェッペリン。カラーが進んでいたフランスでの貴重映像です。「ボンソワール」の挨拶からの1曲目。43年前にこの演奏。ビートルズの世界とは違う初めて見る大音量のロックに観客が凍り付いています。



プログレッシブロック部門
オザンナOsanna / L’uomo (1971)
http://www.youtube.com/watch?v=cAWQVkLyv3A
歌・演奏だけでなく、詞、プルチネラから影響を受けた演劇性などを総合し、強力なイギリス勢を押さえてイタリアのオザンナを選出しました。最近イギリスのバンドもOsannaのファンだったことが明らかになってきました。カラー映像も斬新。歌う泣きのベースライン、2:04のローランド・カーク奏法による狂気のSAX、原爆の映像…背後に重いベトナム戦争の影が。
http://www.youtube.com/watch?v=pilrnypzWgU
こちらは、当時のまだ白黒が主流だったイタリアのテレビ技術を駆使した映像。1:10あたりから右後方の男が危ない動きをし出すところに注目。



イタリアンロック部門
レ・オルメle Orme / Sguardo verso il cielo (1971)
http://www.youtube.com/watch?v=D3Y0ofxcz7o&feature=related
本ブログのタイトルになっているバンドのために再び強引な部門設定。それまでラブソングと英米のカバーしか歌えなかったというイタリアの音楽界で、初めて死生観を前面に打ち出して12位までヒットした画期的な曲。こちらも今日のテレビでは失われた精神と緊張感が漂う映像。
http://www.youtube.com/watch?v=MT2hvotzoDA&feature=related
こちらは原曲。詞、曲だけでなく、2:00、3:00あたりの構成が重要な内容になっている。



番外編部門
左とん平Tonpei Hidari /とん平のヘイ・ユウ・ブルースHey You Blues (1973)
http://www.youtube.com/watch?v=BJ3vH7_Xw38&feature=related
本ブログで大きな存在を占める番外編からこの1曲。中学のときはテレビで見て、ただの変な歌だと思いましたが、年をとってこの歌の持つ重さを実感しています。もちろんクラブシーンで評価されたサウンド面も素晴らしい。2:53から展開する恐るべき深淵。行きつけのバーでこれを聞いていれば太宰治も自殺を思いとどまったかもしれない。




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2012年02月25日

第1回 「あしあと(レ・オルメ)音楽大賞」部門賞パート4

今日の1曲
<653> マーヴィン・ゲイMarvin Gaye / Mercy, Mercy Me (1971)
<654>  山口冨士夫 / イマジン (2010)
<655>  ジョニー・ハリデイJOHNNY HALLYDAY
    / とどかぬ愛QUE JE T'AIME 日本語ヴァージョン (1974)
<656>  デミス・ルソスDemis Roussos / My Only Fascination (1974)
<657>  エリーザとアンドレア・ボチェッリElisa e Andrea Bocelli
   / 静けさの声La voce del silenzio (2005)


 2008年6月から始めた本ブログ。
 区切りとして3年8ヶ月で印象に残った曲をセレクト中。
 どんどん増えていく部門賞の4回目です。


ソウル部門
マーヴィン・ゲイMarvin Gaye / Mercy, Mercy Me (1971)
http://www.youtube.com/watch?v=U9BA6fFGMjI
ベトナム反戦、社会問題をソウルで初めて正面から扱った傑作アルバムから。空に飛び立っていくようなイントロが素晴らしい。日比谷DIANAでこの曲で踊れたのも感激。



カムバック賞
山口冨士夫 / イマジン
http://www.youtube.com/watch?v=Y3joTSK9h4U&feature=related
病気でもはや再起不能かと思われた我が心のヒーローの一人、山口冨士夫が復活。1970年代前半、日本で最高のロックギタリストと評され、マイケル・ジャクソンのようなイケメンだった人です。先日、音楽スクールで山口冨士夫のいた「村八分」を実際に見た音楽ディレクターに会いました。「他のバンドとは違う存在感と佇まいがあり、音がとにかく大きかった」という話を聞きました。
http://www.youtube.com/watch?v=RrLYbBxEzEY 
20年ぶりに見たライブ。骨の髄でギターを弾いていて感動しました。
http://www.youtube.com/watch?v=G67La8rz01E&feature=related
1974年の名曲「からかわないで」



フランス部門
JOHNNY HALLYDAY / とどかぬ愛QUE JE T'AIME
http://www.youtube.com/watch?v=LZtaM5NWQvM
イタリアばかりなのでフランスも。フランス史上最大のスーパースターの唯一の強烈な日本語ヴァージョンです。山口冨士夫と同様、孤児だった過去を持つ。フランスでは他にフランソワーズ・アルディの目を見張るカラー映像が1曲ありましたが消失して残念。



頑張れギリシャ部門
Demis Roussos / My Only Fascination
http://www.youtube.com/watch?v=SD1U6qCtpKE&feature=related
さらに強引な部門設定。ヨーロッパ経済の元凶のように言われるギリシャにもかつて素晴らしいアーティストを輩出した時期がありました。その代表として「ヨーロッパの歌の神様」と呼ばれたデミス・ルソスです。



デュエット部門
Elisa e Andrea Bocelli / La voce del silenzio
http://www.youtube.com/watch?v=iWDd78rxGRc
ブログを始めて10曲目ぐらいに紹介した懐かしい1曲です。盲目のアンドレア・ボチェッリをサポートするエリーザがいい感じ。1968年サンレモ音楽祭のTony del Monacoが原曲で、MinaやOrnella Vanoniなど多くの歌手が取り上げています。



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2012年02月19日

第1回 「あしあと(レ・オルメ)大賞」部門賞パート3

今日の1曲

<648>  パティ・プラボー Patty Pravo / IL Paradiso(1969)
<649>  John Coltrane / 至上の愛パート3「追究」
A Love Supreme Pt. 3 – Pursuance(1964)
<650>  イギー・アンド・ザ・ストゥージズThe Stooges
/ Search And Destroy (1973)
<651>  クラウス・シュルツKlaus Schulze / Mental Door (1974)
<652>  Gouryella / Ligaya (2002)

 3年8ヶ月のブログで印象に残った曲、というよりも、今までの人生でお世話になった、そして今後も聞き続けるであろう曲を部門ごとにピックアップしています。
 今回は3回目。


白人ダンサー部門
パティ・プラボー Patty Pravo / IL Paradiso(1969)
http://www.youtube.com/watch?v=oK265dL4fX4
http://www.youtube.com/watch?v=9AR8qslDVIc
http://www.youtube.com/watch?v=vyxs-J5lO2s&feature=fvst
Patty PravoはローマのDisco、Piper clubで踊っているところをスカウトされ1966年にデビュー。You tubeではモダンダンスの始祖Isadora Duncanの唯一という30秒の映像もみつかりました。さすがにニジンスキーはありませんでしたが。私はダンスは、振り付けだけで作るものではなく音楽との一体感のもたらす快楽だと思っています。昨日もギャルが近くに来てずっと見ていました。これからもギャルが寄って来るようなダンスを目指します。




ジャズ部門
John Coltrane / 至上の愛パート3「追究」A Love Supreme Pt. 3 - Pursuance
http://www.youtube.com/watch?v=sHkMFLhcKJg
パート3「追究」は、音楽のひとつの極点。ロックしか聴いてなかった高校生の頃、タイトルに惹かれて貸しレコード屋で借りて初めて聞いたジャズ。ぶっとんだ。30年以上ジャズを聴いてこれを超えるものはないです。3:46の奇跡的なピアノの美しさ。ヘッドホンで左右から聞こえるコルトレーンのSAXとエルビン・ジョーンズの機関銃ドラムのバトルの凄まじさは筆舌に尽くしがたい。




パンクロック部門
イギー・アンド・ザ・ストゥージズThe Stooges / Search And Destroy (1973)
http://www.youtube.com/watch?v=EDNzQ3CXspU&feature=related
「コルトレーンがSAXで表現したことを肉体で表現しようとした」というイギー・ポップ。「淫力魔人」というタイトルだけで、30年以上馬鹿にして聞かずにすみませんでしたという反省もこめて選出。本当にいかれていて、それでいてカッコイイ。




ドイツロック部門
クラウス・シュルツKlaus Schulze / Mental Door (1974)
http://www.youtube.com/watch?v=xlEYDu8ZguM
音楽史上、ジャズとトランスを融合させた唯一無二の作品ということで選出しました。11:30-12:30がピーク。エルビン・ジョーンズと並ぶ私のドラムのヒーローです。シュルツは初期のTangerine DreamはElectric Punkだったとも言っています。




トランス部門
Gouryella / Ligaya (2002) Angels at 六本木Velfarre
http://www.youtube.com/watch?v=NZfgXNLY0q8&feature=related
10年介護したおばあちゃんが病院で衰えていくころに何度も聞いて心が救われた曲(結局、死には勝てず体を壊してしまいましたが)。この曲は「トランス」という枠を超えている。0:44から大音量で。



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2012年02月16日

第1回 「あしあと(レ・オルメ)大賞」 パート2


今日の1曲
<644>  クラウディオ・バリオーニClaudio Baglioni
   / ブラザーサン・シスタームーンFratello Sole, Sorella Luna(1972)
<645>  ジョイスJoyce / Clareana (1980)
<646>  シャノンShannon / Let The Music Play (1983)
<647>  ビヨンセBeyoncé / Déjà vu (2006)

 
 3年8ヶ月のブログあしあと。
 思い出の曲を厳選しました。
 部門別の2回目です。


サントラ部門
Claudio Baglioni / ブラザーサン・シスタームーンFratello Sole, Sorella Luna(1972)
http://www.youtube.com/watch?v=uOXv0Ns1ylQ&feature=related
キリスト教を題材にしたイタリア映画で日本でもヒット。当ブログのURLのsolelunaはこの曲からとりました。今でもクラウディオ・バリオーニはイタリアで国民的な人気を持つ歌手です。1:20から静かな感動。日本では英語版のドノヴァンの歌でヒット。他にサントラでは、Rolling Stones, The Who, Runaways等の音楽映画を映画館の最前列で踊りながら見ることにすっかりはまりました。

PAL方式のイタリアVHS。イタリア語版は残念ながらまだ日本では出てません。



ラテン部門
ジョイスJoyce / Clareana (1980)
http://www.youtube.com/watch?v=UD_zA3R_Y8c&feature=fvst
20曲にわたって捨て曲がない奇跡の名盤「フェミニーナ」「水と光」の中の1曲。これ以上のものはブラジルではなかなか見当たりません。この曲はブラジルでヒット。最後の子供達の笑い声は人類の幸福。他にラテンでは、カホンという打楽器のライブが印象に残りました。昨日も仕事で行った地方都市で津軽三味線とカホンのストリートライブがあり、踊らしてもらいました。




ダンスミュ−ジック部門
Shannon / Let The Music Play (1983)
http://www.youtube.com/watch?v=uB_dYLTHsPA
鬼のように数があるダンスミュ−ジック部門では、悩んだ挙句、やはりこの3年間で一番多く聞いたこの曲を。昔から好きでしたが、シャノンのリズムの切り方(特に1:16の肩)にはダンスでも影響を受けました。他に、大好きだった思い出のGino SoccioのIt’s all rightが目黒のクラブでかかったこと、最近のクラブではダンスしていて一番気合が入るRihannaのドント・ストップ・ザ・ミュージックが印象に残りました。

イタリアで絶大な人気のシャノン



黒人ダンサー部門
Beyoncé / Déjà vu (2006)
http://www.youtube.com/watch?v=dkzLYQ5SVc8&feature=related
2:48からのダンスはどんなコンテンポラリーダンスよりもインパクトがあります。クラブでもビヨンセのビデオが流れると真似して踊ってトレーニングさせていただきました。体育会系アーティスト。しかしビヨンセのすっぴんはとても愛嬌のあるお顔で、またファンになりました。



posted by カンカン at 10:46| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 第1回あしあと(レ・オルメ)音楽大賞 Le Orme Prize | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月12日

第1回「あしあと(レ・オルメ)大賞」パート1

今日の1曲

<639>  EPO / 音楽のような風 (1985)
<640>  タイガース / 廃墟の鳩 (1968)
<641>  KARA / Jumping (2010)
<642>  D&D / SUNSHINE HERO (1997)
<643>  Sergio Endrigo / Le parole dell'addio(1971)


  おかげさまで、平成20年6月開設以来、本ブログも3年8ヶ月になりました。推計で15万人超、25万アクセスの方にご来訪いただきました。ありがとうございます。ブログの容量がそろそろ限界になり、移転を計画中です。

  これを機会に、今まで1000曲ぐらいご紹介した曲の中から、第1回「あしあと(レ・オルメ)大賞」を独断で選考いたしました。1年目、2年目、3年目などの節目にいつも計画していたのですが、やっと実行です。まずは部門賞からスタートします。


J-POP部門
EPO / 音楽のような風 (1985)
http://www.youtube.com/watch?v=9LOB1ZmIlTQ
トップのJ-POP部門は、ダントツでヘビー・ローテーションだったこの曲です。イヤホン大音量で0:55からが病みつきに。桑田佳祐氏が「この歌が評価されないようじゃ日本の音楽界はだめだ」と言っていたとのこと。他にもJ-POPでは、太田裕美さんのライブ、ユーミンの「卒業写真」をスクールで歌ったこと、尊敬する「現代の宮澤賢治」新沼謙治さんと握手していただいたことなどが思い出に残りました。




J-Rock部門
タイガース / 廃墟の鳩 (1968)
http://www.youtube.com/watch?v=iAUgYy0Swiw&feature=related
J-Rock部門は、私の音楽の原体験であるグループサウンズの中から、日本初の反戦歌でかつオリコン4位になったこの曲を。イントロはモーツァルト。作詞山上路夫・作曲村井邦彦は「翼をください」のコンビ。1:07の高中低音コーラスの拡がり。中学時代から学生運動に参加していた加橋かつみのリクエストで作られ、当時のテレビ番組では原爆ドームの前で歌われた。一昨年は反戦ミュージカル「ヘアー」の再現ライブも見ました。

日本初のトータルアルバム。



K-POP部門
KARA / Jumping (2010)
http://www.youtube.com/watch?v=MEeVkTv-36M&feature=related
安室ちゃん以来15年ぶりにアイドルにはまってしまいました。以前は韓流のおっかけオバサンを馬鹿にしていましたが、今はすっかり自分がおっかけオジサンに。聖地新大久保にもたびたび買い付けに行く。事務所の机にも写真などのグッズを飾ったら事務員さんがあきれています。3:32からジャンピン。




早すぎたで賞
D&D / SUNSHINE HERO (1997)
http://www.youtube.com/watch?v=wDwxyaulOQg
安室、スピードの影で目立たなかった幻の沖縄出身のユニット。歌に加えて、ダンス、ルックスまで総合すればザ・ピーナッツを超えて日本では最高峰のユニットでしょう。KARAに対抗できるのは日本ではこれぐらいか。戦略なしに実力だけで正攻法で勝負するには17年早すぎました。

近所の駅のCD店では週間1位になっていました。



イタリアンポップス部門
Sergio Endrigo / Le parole dell'addio(別れの詩)(1971)
http://www.youtube.com/watch?v=3xa_DbEtX6Y
今では想像もつきませんが、40年以上前は世界のポピュラー音楽の英米に次ぐ中心地だったイタリアンポップス。日本語(ローマ字)はイタリア語と発音が近いこともあって日本でもブームになりました。セルジオ・エンドリゴのこの曲はほとんど知られてませんが、クラシック音楽の伝統美、斬新なカメラワークなど当時のイタリアを結集した映像。編曲はアカデミー賞を受賞したバカロフ。1:50からイヤホンでどうぞ。




posted by カンカン at 14:03| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 第1回あしあと(レ・オルメ)音楽大賞 Le Orme Prize | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする