2016年06月26日

音楽の夢 〜 フジ子・ヘミング ピアノリサイタル

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フジ子・ヘミングさんのポストカード



今日の1曲
フジ子・ヘミング〜ノクターン第2番/ショパン
フジ子・ヘミング〜トルコ行進曲
フジ子・ヘミング / ラ・カンパネラ
フジ子・ヘミング〜トロイメライ
フジ子・ヘミング〜ため息(リスト)


 癒しの達人フジ子・ヘミングさんのピアノリサイタルに再び行ってきました。先日もNHKなどで紹介されていました。場内は満員です。Deep Purpleとともに早めにチケットを買っておいてよかったです。Deep Purpleもロックではありますが基盤はクラシック。


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 フジ子・ヘミングさんは東京芸術大学を卒業し、数々のコンクールに入賞。
 1960年に、無国籍だったために難民としてドイツに留学し、ヨーロッパで最大級のベルリン芸術大学を卒業しました。





 しかしその後、ヨーロッパでは貧困と差別でたいへんな苦労をされたために、今は動物愛護運動や難民などに寄付をされています。
 実父に会いに行ったら面会を拒絶されたこともあったとのことです。
 
 レナード・バーンスタインに見いだされリサイタルのチャンスを得たのに、貧しさのため暖房が入らず、前日に風邪で聴覚を失いリサイタルは失敗しました。その後フジ子・ヘミングさんにヨーロッパでは二度とチャンスはありませんでした。

 1995年に帰国した後に、1999年にNHKの番組が反響を呼び、自分もその番組を見てフジ子・ヘミングさんのファンになりました。フジ子・ヘミングさんのピアノの音はひとつひとつに情感があり、聞いていて安らぎを感じたからです。




 以来、クラシックピアノも大好きな分野になりました。10年前に自分自身も音楽スクールでショパンの「別れの歌」の主題部分を練習したことで、フジ子・ヘミングさんのピアノのタッチや緩急、リズムがいかに美しく、熟練の技であることがよくわかりました。


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プロ野球で言えばオールスター戦といえる当日の曲目。後半にドビュッシー「月の光」を追加。アンコールはシューマン「トロイメライ」。


 いよいよ開演。フジ子・ヘミングさんが足にけがをされたというアクシデントがあり、入場と退場のときは、場内の照明が消されました。しかし、ピアノの音からはまったくそのようなアクシデントを感じさせません。

フジ子・ヘミング〜ノクターン第2番/ショパン
https://www.youtube.com/watch?v=CJV4l0cnNO4

 今回、1曲目のシューベルトの曲は知りませんでしたが、2曲目の亡き王女のためのパヴァ―ヌからは知っているメロディーのオンパレード。今回は、半分以上の時間を目をつぶって聞いていました。フジ子・ヘミングさんが夢の世界に連れて行ってくれました。

モーツァルト/ピアノ・ソナタ第11番イ長調(トルコ行進曲付き) 第1楽章
https://www.youtube.com/watch?v=SndvlroYxYA&spfreload=10 

フジ子・ヘミング〜トルコ行進曲
https://www.youtube.com/watch?v=B7ccYFyQMrE





フジ子・ヘミング /月の光
https://www.youtube.com/watch?v=F9wtgJ8CUYo
今回、この曲が演目に追加されました。ドビュッシーのリズムは後のミニマルミュージックやTangerine Dreamなどに繋がるものがあると思いました。

 名曲を聴き比べることにより、作曲家たちが主題のメロディーに対して、特に左手でどのようなリズムや和声を苦心してつけているかがよくわかりました。ピアノを通してヨーロッパの歴史を辿っているような感覚を覚えました。

フジ子・ヘミング〜ため息(リスト)
https://www.youtube.com/watch?v=e0Da2iepL38&list=PLEEED4C0EDA52A365

フジ子・ヘミング / ラ・カンパネラ
https://www.youtube.com/watch?v=i1eGhpN1Zgk





 フジ子・ヘミングさんの代名詞のラ・カンパネラが終わると「アンコールはこの曲です」と言って「トロイメライ」が始まりました。
 最後まで夢をみさせていただいて2時間のリサイタルが終わりました。

フジ子・ヘミング〜トロイメライ
https://www.youtube.com/watch?v=at3nkai9c4U
聞きなれた曲でもフジ子・ヘミングさんが弾くと深く情感が残る。





コンサート終了後に見たスカイツリー
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posted by カンカン at 19:43| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック Classic Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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