2013年11月17日

和太鼓でダンスに挑戦!〜DRUM TAO公演〜ザ・ワン(The One)

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DRUM TAOの和太鼓でダンスに挑戦しました


今日の1曲
 DRUM TAO
 James Brown / Cold Sweat 1967年
 Tangerine Dream
    / 光線の飛散と衝撃Fly And Collision Of Comas Sola 1971年





TAOのHP
http://www.drum-tao.com/main/archives/member

 DRUM TAOの公演のチケットを母がもらい、私が見させてもらいに行きました。
 世界的に活躍している和太鼓のグループです。名前は知っていましたが、見るのは初めてでした。場所は江戸川区総合文化センター。駅からちょっと歩きました。

 最初は、メロディーのない太鼓のソロばかりだったらしんどいなと思っていました。
 しかし、それは杞憂でした。冒頭から、演劇的な美しい演出に始まり、メロディーのある笛の美しいメロディーが聞こえてきました。

P1010002.JPG

TAO 世界への挑戦
http://www.youtube.com/watch?v=UIpuD5mdZFg
1年の半分以上は海外公演という。

 2曲目は、力強い太鼓の合奏。6人の息がぴったり合っているところが見事です。
 TAOは鍛え上げられた素晴らしいパフォーマンスで圧倒されます。
 聞きながら、日本のリズムと黒人のリズムの違いが明確にわかってきました。

 ワン、ツー、スリー、フォーの4拍子の中で、ソウル、ハウス、HIPHOPなど黒人のダンス音楽は、ツーとフォーが強調されます。ン、タッ、ン、タッ。これに対して、和太鼓はワンとスリー、特にワンのリズムが強打されます。ダン、タッ、タッ、タッ

  和太鼓のようなワンとスリーの強打が印象的なのが、タンジェリン・ドリームの光線の飛散と衝撃。当時、まだ18歳だった元ストラスブール・パーカッション・グループのクリス・フランケの才能が開花しています。

Tangerine Dream / 光線の飛散と衝撃Fly And Collision Of Comas Sola
http://www.youtube.com/watch?v=bh91aL94KzI
8:40 当時のクリス・フランケのレアな写真とともに、1,3強打のビートが出てくる。



 ツーとフォーが強調される黒人音楽は、後ろに乗っかる弛緩のイメージがあります。これに対して、和太鼓は1打目が強調されるため、前のめりになる緊張のイメージがあります。TAOで様々な和太鼓を聴いてそのことが明らかになりました。

 黒人ソウルの中で特異なリズムだったのがジェームス・ブラウンです。黒人のほとんどが、2と4に力を入れます。しかしJBは、2と4に加えて最も重要視したのは「1」でした。バンドは常に「ザ・ワン(The One)を意識するように言われていました。

James Brown / Cold Sweat
http://www.youtube.com/watch?v=8bztE5IbQOo
2,4だけでなく、1にアクセントがあるJBの典型的な曲。黒人ビートと和太鼓のビートの融合。JBは自分の祖父は日本人と言っていたが、そのことを実証しているように思える。

James Brown performs 'Cold Sweat". Live at the Boston Garden
http://www.youtube.com/watch?v=KwSUTs475-Y

全盛期の動くJBが見れるお宝映像集


 場内が明るくなり、15分休憩になりました。私は、後半からは、このTAOの和太鼓のビートでダンスすることにチャレンジする決意を固めました。客席は、ほとんど招待客の年輩の人ばかり。迷惑にならないように2階席後方に行きました。

 後ろは席が空いています。ここなら遠慮なく踊れる! 
 後半は緩やかなビートからスタート。私はさっそく立ち上がって踊り始めました。
 1800人入る大ホールで、踊っているのは私一人です。

 クラブではいつも、2,4のビートですが、今日は、1,3のビートです。でも、踊れる! たしかに2,4のビートとは違いますが、日本の和太鼓だって、お祭りで踊ることもあるのですから踊っていけないということはありません。

TAO Live - 2011 Show
http://www.youtube.com/watch?v=mlG5asr3D7Y
素晴らしいTAOのパフォーマンス



 先日明治大学の学園祭で大教室の後方で一人で踊っていたら、演奏が終わって私のところに学生さんたちが喜んで集まってきました。外国の学生さんからは「大学1年生ですか?」とジョークを言われました。若い学生さん達へのエールと思って踊りました。

 明治大学での経験のおかげで、ステージ上のTAOのパフォーマーたちも、私が2階席で踊っているのを見て喜んでくれてるはずだという確信がもてました。TAOのビートに身を委ねながら、パフォーマーたちと一体感をもって踊っている喜びを感じました。

 後半1時間は、私一人だけが最初から最後までスタンディング・オベーション状態でした。フィナーレとアンコールで、最後に、勢ぞろいしたパフォーマーの人が私の方を指差しているのがわかりました。喜んでもらえたのだと思いました。

 クラブでの黒人ビートや、学園祭でのロックだけでなく、日本の和太鼓でもダンスができるんだ!ということがわかりました。TAOの公演アンケートで一番多いのが「元気になりました」だそうです。私も体調が苦しかったのが大分よくなり、元気をもらいました。





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