2013年09月14日

言葉の大滝 〜 美輪明宏・ロマンティック音楽界2013@

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美輪さんのサイン本を購入しました


今日の1曲
 丸山明宏/ヨイトマケの唄 1965年
 丸山明宏「ふるさとの空の下で」1965年


ふるさとの空の下で、ヨイトマケの唄収録



 美輪明宏のロマンティック音楽会2013に行ってきました。
 1部と2部に分かれ、1部では、日本が戦争に至った悲惨な時代をテーマに、美輪さんが自身の経験談に基づいて反戦を訴え続けました。

美輪明宏ロマンティック音楽会2013
http://www.parco-play.com/web/program/romantique2013/

 78歳とは思えない美輪さんの話でした。会場のほとんどを占める戦争を知らない世代に向けた「これだけは伝えたい。残しておきたい」という美輪さんの情熱が、言葉の激流・大滝となって私たちを貫きました。

今回の音楽会では日本人の従軍慰安婦のことにも言及された


 歌では素晴らしい声に感動し、鳥肌が立ちました。
 どう訓練すればあのような声がでるのでしょうか。特に、ずっと前からライブで聞きたかった「ふるさとの空の下で」が選曲され、1部の最後に歌われて感動しました。

丸山明宏「ふるさとの空の下で」
http://www.youtube.com/watch?v=c8wuVMgvcZo
コンサートでは真っ赤なライトで原爆の演出がなされた。

 私の母は昭和11年生まれで、戦争のときに雑草を食べたりした経験を聞いていましたが、美輪さんの話を聞いて、本当に戦争が悲惨なものであり、二度と起きてはならないことを肌で実感しました。

 長崎の原爆を経験した美輪さんは、日本の軍隊所持を可能とする憲法9条改正論に対して強く反対しました。戦争になったら、徴兵されます。そして、鉄も石油もない日本は第2次大戦のときのように勝てません。その言葉には重みがありました。

戦争の話
http://www.youtube.com/watch?v=hz3RlRZ-vIE



 昨年末の紅白歌合戦の後、「昨年の紅白歌合戦で一番感動した歌は?」というリサーチがあり、そこで実に半数の人が「ヨイトマケの唄」に投票していました。ツイッターなどで若い人からの反響がたくさんありました。「ヨイトマケの唄」も1部で歌われました。

 貧しい母子の間の愛を歌った「ヨイトマケの唄」は、日本のシンガーソングライターの先駆けであり、アメリカのボブ・ディランと同時代のものです。男女の恋愛の歌ばかりだった日本で初めての社会派といえる歌であり、岡林信康にも影響を与えました。

日本一重いシングル 「丸山明宏/ヨイトマケの唄・ふるさとの空の下で」
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丸山明宏/ヨイトマケの唄
http://www.youtube.com/watch?v=99pN5dKI5Cs
当時シングルは3分以下が普通だったが、A面のヨイトマケの唄は5分超え。B面の「ふるさとの空の下で」に至っては6分49秒で、ディランのLike a Rolling Stoneと並ぶ。

美輪明宏 ヨイトマケの唄 ライブ
http://www.youtube.com/watch?v=qt70qMMSlhY

 美輪さんが頑張っている姿を見て、自分もダンスを頑張ろうと思いました。
 モダンダンスや日本の能、舞踏などの要素を即興で「ストリートダンス」に取り入れることを目標にしています。

 美輪さんは、昔のダンスホールと比べて、最近のディスコやクラブの若者はかわいそうだと言っていました。たしかに30年前のディスコと比べても、クラブの音楽はどんどんマニアックになってメロディーを失い、クラブに行く若者がどんどん減っています。

 しかし、私は命がある限り、クラブで踊ろうと思います。クラブも変化していくでしょう。美輪さんを見て、自分も仕事・ダンスやこれからの人生を頑張ろうという気力をいただきました。また、美輪さんの本を読んで、前向きな考えで生きていく元気が湧いてきました。

 コンサートで、周りの真似をしてBRAVO!と4回叫んだら、翌日は喉が枯れて低い声になりました。BRAVOでなくBULABOでしたが。
 あれだけの声を連日出し続けられる美輪さんの凄さを改めて知りました。

 美輪さんのコンサートにはもう1回行くので、後日、2部について書こうと思います。

前向きな気持ちになれる言葉が集められた本



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