2012年07月15日

宇宙Y

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Tangerine Dreamが始めたKosmische Musik(Cosmic Music)のオムニバス盤
他にAsh Ra Tempel, Popol Vuh, Klaus Schulzeを収録。

今日の1曲
Tangerine Dream / Ultima Thule Part 1 & 2 1972年


 第9の合唱団の練習も2回目。ちゃんと復習しないとついていけません。10年のベテランの方から、復習CDを繰り返し聞けばできるようになりますよと言われました。ドイツ語をベートーベンを通して教わっていると思えば贅沢なことです。

ボーナス・トラックUltima Thule収録。右上にTangerine Dreamのロゴが入ってないのがオリジナルジャケット。1971年ドイツSounds誌の年間ベストアルバム。


 今回はCosmic Musicの創始者で、ドイツベルリン出身のTangerine Dreamの究極のシングル曲。その名もUltima Thule。恒星が爆発した後に静寂が訪れるようなジミヘンmeetsメロトロンとでも呼びたくなる唯一無二の作品。仕事のストレスもすっ飛ぶ。

 Ultima Thuleを初めて知ったのは、1975年にTangerine DreamのPhaedraを買ったときの間章氏のライナーノート。この時点ですでに幻のシングル盤として紹介されていた「ウルティマ・タウル」を聴けることは一生ないだろうなと昔は思っていました。

 10年以上前に再発のシングルを初めて手に入れたときは、正座して聞きました。
 音質は良くなかったけれど驚愕のサウンドに鳥肌が立ちました。A面が動、B面が静と分けられ、ひとつのトータルな作品になっていて単なるシングル盤ではなかった。

Tangerine Dream / Ultima Thule Part 1 & 2
http://www.youtube.com/watch?v=rtY4Vfy6Nug&feature=fvwrel
弩迫力の音源を最大ボリュームで。時代が変わりYou tubeで高音質の音が聞けるようになった。5:30のジャケットで、Ultima Thule が1stLPと2ndLP「Alpha Centauri」を架橋するものではなく、2nd以降に発表されたことがわかる。(Alpha Centauri=1971年3月、Ultima Thule=1972年2月、Zeit=1972年8月と判明)

Tangerine Dream Ultima Thule Part 1
http://www.youtube.com/watch?v=97x8tQ109v0
オルガンが強調され、エコーが抑え気味のヴァージョン。ピアノで作曲するというEdger Froeseはベートーベンからの影響が強く感じられる。ギターとメロトロンのEdger Froeseは哲学博士。ドラムのChris Frankeは第二次大戦で生き残ったユダヤ人の第二世代。



 Ultima Thuleはハードロックからの完全な決別だったかのようにEdger Froeseは1972年の3rdLP「Zeit(時)」でLP4面に渡り全くメロディーがない鬼のような音楽を発表。あの故中村とうよう氏がニューミュージックマガジンで伝説の「0点」をつけました。

Tangerine Dream / Nebulous Dawn 1972年
http://www.youtube.com/watch?v=8n9XAtgCbME&feature=related
1時間以上、ゴーゴー音が鳴っているだけ。罰ゲームでもなければ聞きたくない。Edger Froeseの息子ジェロームさえもこの作品だけは認めないらしい。哲学博士の考えることはわからん。次作4th「Atem」から少しずつメロディーが復活し、1975年「Ricochet」で頂点に。




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posted by カンカン at 00:35| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ドイツのロック German Rock & Kosmische Musik Cosmic Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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