2012年01月25日

感涙 ザ・タイガース コンサート at 武道館

P1010019.JPG
「日本の青春」タイガースのLP「タイガース物語」のピンナップ(上)
ピー(瞳みのる)トークライブのフライヤー(左)
LP「フィナーレ」のカラーレコードとブックレット(右)


今日の1曲
<628>  沢田研二 / ロング・グッドバイ 2010年
<629>  ザ・タイガース / シー・シー・シー 1968年オリコン6週1位
<630>  ビージーズThe Bee Gees / 若葉のころFirst of May 1968年
<631>  ザ・タイガース / 美しき愛の掟 1969年オリコン最高4位
<632>  ザ・タイガース / 落葉の物語 1967年


  沢田研二の実質的にタイガースの再結成コンサートに行ってきました。1982年の再結成のときも武道館に行ったので30年ぶりです。1月24日は、1971年にタイガースが解散した日なので、今回のツアー最終日ということもあって盛り上がりました。

  周りでもタイガースを知らない人が多いですが、1960年代後半に日本一人気のあったバンドです。沢田研二の人気もキムタクを遥かに超える。今日31年ぶりに貿易赤字のニュースがありましたが、日本の高度経済成長期の一つのシンボルでもありました。

1971年1月24日の解散ライブ


  今回のコンサートは、40年ぶりに高校の漢文教師だったピーこと瞳みのるが復活するのが目玉です。きっかけは、沢田研二が、ピーを偲ぶ「ロング・グッドバイ」という曲を歌ったことをピーが間接的に同僚から聞いて感動したことです。

  かつて自分だけ仲間はずれにされたと思って、タイガースにも芸能界にも復帰することを頑なに拒み、高校の授業でもタイガースの話を禁句にしていたピーが復活するのは感慨深いです。先週NHK「Songs」では昔と変わらないドラミングで驚きました。

沢田研二 / ロング・グッドバイ 
http://www.youtube.com/watch?v=-afOJ3964xE&feature=related
タイガースの貴重映像多数

ピーが半生を綴った本


  武道館はジェームス・ブラウン、故三沢光晴のプロレス以来。席はステージ後方で、音だけでも聞ければと思っていました。しかし巨大スクリーンのサービスがあり、後ろ姿のピーのドラムも真下に見れて最高でした。

今回の曲目
(前半)1「ミスター・ムーンライト」/2「ドゥ・ユー・ラヴ・ミー」/3「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」/4「僕のマリー」/5「モナリザの微笑み」 /6「銀河のロマンス」/7「坊や祈っておくれ」/8「ビコーズ」(タロー)/9「若葉のころ」(シロー) /10「ジャスティン」(ピー)
(後半)11「淋しい雨」 /12「風は知らない」 /13「散りゆく青春」 /14「花の首飾り」/15「割れた地球」 /16「怒りの鐘を鳴らせ」/17「美しき愛の掟」/18「青い鳥」 /19「シーサイド・バウンド」/20「君だけに愛を」/21「誓いの明日」
<Encore> 22「シー・シー・シー」/23「落葉の物語」/24「ラヴ・ラヴ・ラヴ」
<再Encore>25「サティスファクション」

  1966年のビートルズ武道館来日時にテレビで流れたメモリアルなミスター・ムーンライトが始まると目頭が熱くなりました。65歳のピーは衰えていない。芸能界にいなかった彼だけ昔とおなじ体型です。沢田研二の「肉をあげる」に対して「いらんわ」のギャグも。
 
  最初から全員総立ち。おかげで私もずっと遠慮なく踊れました。
  ほぼヒット曲を網羅した、文字通りタイガースショー。
  B面にも秀作が多いことを証明してくれました。

タイガース / シー・シー・シー
http://www.youtube.com/watch?v=YG6UAqJzEOk&feature=related
まず、全盛期のタイガースをご覧下さい。

シー・シー・シーなどのライブが多数収録


  途中で病気のシローがお兄さんのサリー(岸部一徳)に支えられてステージに上がりました。必死に「若葉のころ」を歌う姿は感動的なドキュメンタリー番組のようでした。
  自虐ネタのギャグも健在で、さんざん笑わせてくれた後、前半が終わりました。

ビージーズThe Bee Gees / 若葉のころFirst of May
http://www.youtube.com/watch?v=1gewTWM6fH0

  後半はローリング・ストーンズの「リトル・レッド・ルースター」のリフのBGMでスタート。スマイル・フォー・ミーのB面「淋しい雨」です。自分も好きだったのでこの選曲はしびれました。隠れた名曲「怒りの鐘を鳴らせ」では劇的なライトの演出もありました。

 「花の首飾り」は、もしかしたらサプライズでトッポが出るかと思いましたが、沢田研二が歌いました。ロックの視点からタイガースの最高傑作との評価も高い「美しき愛の掟」では、サリーのグルーブするベースがかっこよくて最高でした。

タイガース / 美しき愛の掟
http://www.youtube.com/watch?v=5tN0uO2Od6o&feature=related
0:33から。熱狂的ファンが作ったらしいかなり倒錯的な映像

タイガース / 美しき愛の掟 1970年ライブ
http://www.youtube.com/watch?v=qZPM1djaFU4
会場の異常な熱気。

「美しき愛の掟」収録


  「1月24日は本当に大事な日」ということで、沢田研二のMCも実感がこもっていました。ジュリーが高校教師だったピーに会いたいために、ピーが常連だったという自由が丘の居酒屋でずっと待っていたこともあったという逸話があります。

  アンコールでは一番聞きたかった「落葉の物語」で感動しました。
  トッポ(2010年6月5日のブログ・反戦ミュージカル「ヘアー」国内ライブ参照)が、今回は頑なに出演を拒んだのも、彼なりのタイガースへの愛情と信念に思えました。

  再アンコールはローリング・ストーンズの「サティスファクション」。彼らの十代の頃のヒーロー。最後に、あれだけタイガースを嫌っていたピーが、お茶目に一人だけ出てきて会場にテープやスティックを投げ入れてコンサートは終了しました。

沢田研二 / 落葉の物語
http://www.youtube.com/watch?v=CdGKWdTNvxs&feature=related
年をとって深みを増した。

タイガース / 落葉の物語 オリジナル
http://www.youtube.com/watch?v=9lSFxr-836g
「君だけに愛を」(オリコン2位)のB面。

タイガース / 明治チョコレートCM
http://www.youtube.com/watch?v=FMz8D73aMvI&feature=related
0:15から落葉の物語



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