2011年11月21日

PFM来日 イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァルV 最終章

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イタリアン・ロックを世界に広めたPFMのシングル


<546>  マーラー / 交響曲第5番第4楽章
<547>  PFM / Impressioni di settembre 1972年イタリアLP最高位1位
<548>  PFM / Cerebration 1973年
<549>  ロッシーニ / ウィリアム・テル序曲
<550>  モーツァルト / 魔笛 序曲


  イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァルももう2週間前のことになりました。時が経つのは早いものです。
  3日目のトリはPFMとオーケストラとの共演「PFM in Classic」でした。



  左側にオーケストラ、右にPFMという位置。正直のところ、オーケストラとPFMが一緒に演奏するとベースの音が大きすぎてハウリングを起こしてしまい、ストリングスの音が聞こえません。せっかくのオーケストラ付のRiver of lifeもいまいち。

  初日と同じくPromenade the Puzzleもやりました。Cioccioが汗だくでワルツの部分を踊っていました。残念ながらヴェルディなどの曲はイタリアでは国民的でも世界的にはあまりポピュラーではありません。いまひとつピンときません。



  印象に残っているのは、Franco Mussidaによるマーラーの交響曲第5番第4楽章「アダージェット」のアコースティック・ギターのソロ。その後、オーケストラが同曲を演奏しました。皮肉にも完全なクラシックのコンサートになって初めて感動。

  初日でもベニスの映像を使いました。PFMのMauro PaganiはベニスのバンドLe OrmeのCollageがイタリアで最初の内容を伴った作品と言いました。
  ローマのPFMもベニスの衰退やLe Ormeの動向に気をかけているようです。
http://soleluna.seesaa.net/article/189293033.html

マーラー / 交響曲第5番第4楽章
http://www.youtube.com/watch?v=cz2ZByOq6YU

 

  最後はお馴染みの名曲2曲。正直、夏聞いて、2日前に聞いてでは、いい加減飽きましたという感じです。興行の人も、せめて夏はPFMをBancoにして、プログレではないWishboneをYes、Camelあたりにしては…と思いました。

PFM / Impressioni di settembre 1972年Live
http://www.youtube.com/watch?v=doeaSRFhXD4&feature=related
Minaの番組Teatro10にDelirium(メロトロン)とゲスト出演したときのライブ

PFM / Cerebration 1973年 Live
http://www.youtube.com/watch?v=sHDkWCfGY5g&feature=related
おそらくイギリスでの全盛期のライブ



  アンコールは勇壮なウィリアム・テル序曲。このころにはハウリングも解消。
  これはPFMが全盛期にライブで演奏。盛り上がりました。
  なるほどセレブレイションのルーツはこれか、と理解できました。

ロッシーニ / ウィリアム・テル序曲
http://www.youtube.com/watch?v=xoHECVnQC7A&feature=related

ウィリアム・テル序曲収録のUSAライブ


  Cioccioが前に出てきて「みなさんはMozartが好きですか?」と尋ねて、最後のMozartがスタート。知っているクラシックの3曲目でした。この曲はクラシックのパートもロックの共演部分も最高に気持ちよかったです。終わりよければすべてよし。

モーツァルト / 魔笛 序曲
http://www.youtube.com/watch?v=DBeJKKOeDNk
素晴らしい映像とともに

PFM in Classicモーツァルト / 魔笛 序曲
http://www.youtube.com/watch?v=7ZdM-OGjjms&feature=related
今年のイタリアでの初演

  PFMもLino Vairettiのように人生が終わりに近づいていていることを自覚しているのでしょう。自分たちの音楽がMozartなどの歴史の中に入れるのか、という問いかけと挑戦が今回のライブだと思いました。次回来日ではVia Lumiere完全再現を!



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