2011年11月13日

アルティ・エ・メスティエリArti E Mestieri公演 イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァルU part2

P1010079.JPG
Adriano CelentanoのシングルNata per meと
Arti e Mestieriのサインつきの新作シングルCD

今日の1曲
<532>  キャロル / ルイジアンナ 1973年
<533>  アルティ・エ・メスティエリArti E Mestieri / Gravità 1974年 
<534>   Adriano Celentano ♪ Impazzivo Per Te 1962年イタリア最高2位
<535>  Arti E Mestieri / Strips
<536>  Arti E Mestieri / Positivo-Negativo



  何年も家出していた鑑別所の※※ちゃんにお母さんから手紙が届きました。「※※のことをずっと思っていた」と書かれていたと※※ちゃんが涙ぐんでいました。
  矢沢永吉が母と再会した話をしたら「私と同じだ」と言っていました。



キャロル / ルイジアンナ 貴重映像 1973年
http://www.youtube.com/watch?v=nXtQEkzlspg
キャロル全盛の期間はイタリアン・プログレッシヴ・ロックのそれに合致する。
表現手段は異なるが熱気はこれと近いものがあったのだろう。

キャロル / ルイジアンナ
http://www.youtube.com/watch?v=G20v7I6OXJo&feature=related
これも貴重な1973年のリブヤングの映像。村八分が残ってないのが残念。
この年「ロックンロールタイトルマッチ 村八分vsキャロル」というイヴェントが企画されたが、キャロル側から降りたという。
さすがの矢沢永吉も全盛期の山口冨士夫には勝てないと思ったのだろうか。

キャロルが燃え尽きた1975年にイタリアン・プログレッシヴ・ロックも終焉を迎えた。


  イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァル2日目のpart2です。1番手のIl Balletto di Bronzoが45分であっけなく終わってしまった。2番手のアルティ・エ・メスティエリArti & Mestieriは、バイオリンとサックスが来ないという。

  個人的には、Arti & Mestieriは、バイオリンとサックスのアコースティック楽器が他の楽器に抗し切れず、全体が不安定になってしまった印象がありました。
  そこで初来日のオリジナルメンバーGigi Venegoniのギターに期待しました。

  バイオリンの導入が成功したと思えるロックは少ない。ぱっと思い浮かぶものはHigh TideのSea Shantiesの1曲目、Amon DuulUのWolf Cityの1曲目、WallensteinのCosmic Century、PFMの幻の映像、Curved AirのVivaldiなど

イタリアン・プログレッシヴ・ロッカーの少年時代のヒーロー、アドリアーノ・チェレンターノ


  いよいよArti & Mestieri登場。真ん中の巨人が、熱い口調と身振りで「美しい日本に呼んでくれてありがとう!」とスピーチ。彼こそがTiltの作曲者のGigi Venegoniでした。鉄人ドラマーFurio Chiricoに劣らぬインパクト。
 
  さて、「芸術家と職人たち」を名乗る彼らがどんな華麗なテクニックでジャズロックを披露するのか…
  Gigi Venegoniが1stアルバムTiltからです!と宣言しました。  緊張。
 
  ギャーーーン!!!   ギターが炸裂
  ひえー、かっこいい!  「これは僕が作った曲だ!」
 といわんばかりにGigi VenegoniがGravitàの旋律を弾きまくる。

ARTI & MESTIERI / Gravità  1st LIVE IN JAPAN
http://www.youtube.com/watch?v=vu6gPyquiyc&feature=related
これはViolin、Saxが参加したときのライブ。



  Gigi Venegoniの巨体がギターの紡ぎだすメロディーと一体になって叫んでいる。彼らの子供の頃のヒーローAdriano Celentanoそのものだ。表現は高度なジャズ・ロックでも、内にはロックンロール・スピリットが。Bronzoの場合は+ファンクも。

Adriano Celentano ♪ Impazzivo Per Te 1962年
http://www.youtube.com/watch?v=DyiZN-QmP8U
PFMもGianni Leoneも憧れた。一緒に仕事をしたときは天に昇る気持ちだっただろう。


 
  Arti E MestieriのTiltは冒頭の3曲切れ目がない。1つの組曲になっている。
  Venegoniは曲が終わる度、まるでパンクロッカーのように決めのポーズを入れる。
  1曲入魂だ。

Arti E Mestieri / Gravità 1曲目
http://www.youtube.com/watch?v=SVj4tVR_Fug&feature=related

Arti E Mestieri / Strips 2曲目
http://www.youtube.com/watch?v=QQlqJDX1Ei4&feature=related

Arti E Mestieri / Positivo-Negativo 3曲目
http://www.youtube.com/watch?v=MhNcOtp4eZk&feature=related

  ドラムも凄まじい。世界有数の高速ドラマーなのだ。
  これで踊らにゃ損損。首、肩、背中、手でリズムをとって最高のスピードで踊った。
  本当は、立ってスピーカーの前でダンスしながら聞きたかった。

Arti e Mestieri / Valzer per domani
http://www.youtube.com/watch?v=NDBj39DGVRw
2ndアルバムから。

彼らはクラシックのバレエ音楽も意識していたのだろう。


  アコースティックギターのソロなども素晴らしい。
  終盤にFurio Chiricoが突然立ち上がって、紙を取り出した。
  そして日本語でスピーチを始めた。「コンバンハ」 客席は拍手喝采。

  「よのなかには くるしいこと かなしいことが あります…」
  「でも ぼくたちは たちむかわなくてはいけません」
  「このきょくを ささげます ありがとう」

  このような内容だった。目頭が熱くなった。
  これは東日本大震災のことを言っているのだ。鉄人ミュージシャンである前に彼らも1人の人間なのだという当然の事実に感動しました。

  Furio ChiricoはTripのときとは異なるドラムソロを披露。
  スタンディングオベーションで1時間15分のライブは終了しました。
  彼らのサイン入りの新曲のCDを買うことができました。




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