2010年10月18日

ショパン 〜 深化・望郷 〜 ダンシング・クイーンW・六本木ガスパニックV 今日の1曲 <269> ショパン <270> バリー・マニロウ <271> ドナ・サマー

P1010024.JPG
LPバリー・マニロウBarry Manilow/Best(2LP)とドナ・サマーDonna Summer / Love Trilogy

<269> ショパンFrédéric CHOPIN / 24の前奏曲Op. 28, No. 20 (Prelude)
<270> バリー・マニロウBarry Manilow / 恋はマジック Could It Be Magic 1975年アメリカ6位
<271> ドナ・サマーDonna Summer / 恋はマジックCould It Be Magic 1976年

  先週、ずっと楽しみにしていたショパン特集の無料コンサートに行く予定だったのですが、裁判員裁判対象の強盗傷害の事件を受任することになり忙しくて諦めました。被疑者は可哀相な人なので、日曜も家族に会ってなんとか弁護したいと話しました。

  ショパンは「別れの曲」やノクターンが有名ですが、今回は「24の前奏曲の20番」を紹介します。バリー・マニロウBarry Manilowの恋はマジックCould It Be Magicは、この曲のコード進行を使い、インスパイアされて作曲されたものです。

ショパンFrédéric CHOPIN / 24の前奏曲Op. 28, No. 20 (Prelude)
http://www.youtube.com/watch?v=EsKwtXgFo24



  他にもベートーベンの「エリーゼのために」を使ったカテリーナ・ヴァレンテCaterina Valenteの世界的ヒット「情熱の花」Passion Flowerがあり、日本ではピーナッツがヒットさせ、その後、他のグループが「キッスは目にして」でオリコン1位になりました。

  しかし、有名すぎるクラシックの曲をアレンジすると、冗談のように聴こえることがあります。他方、あまり知られていないクラシックの曲を使って成功した例は少なく、バリー・マニロウはクラシック音楽をより深化させた希有の例と言えるでしょう。

バリー・マニロウBarry Manilow / 恋はマジック Could It Be Magic 1975年アメリカ6位
http://www.youtube.com/watch?v=6xBG_d-_6bc
 ポピュラー音楽というより、シンフォニックなプログレッシブ・ロック。感動的な6分を超える大曲。バリー・マニロウは、アフロディテス・チャイルドAphrodites Childの「666」の有名な「エーゲ海」に似たヒット曲も出している。隠れたプログレマニアに違いない。



  そして、1975年のバリー・マニロウ / 恋はマジックは、翌年ドイツのミュンヘンでさらに深化し、グツグツに煮込まれました。ジョルジオ・モロダーGiorgio Moroderは、 恋はマジックをさらにディスコ・ミュージックに加工してドナ・サマーに歌わせたのです。

  その後、1970年代後半から1980年代にかけて、ドナ・サマーはダンシング・クイーンとして世界中のディスコを制覇しました。
  私の愛するダンシング・クイーンの紹介はBeyonce,Patty Pravo以来になります。

  先週の金曜は、著名な刑事弁護の弁護士の研修会の後、ドナ・サマーを探しに六本木のGaspanicに踊りに行きました。
  残念ながらドナ・サマー級の美女には会えませんでしたが・・・。

ドナ・サマーDonna Summer -恋はマジックPrelude To Love + Could It Be Magic 1975年
http://www.youtube.com/watch?v=6jpG_hSTS2E&p=7CD9AA4E823AC50C&playnext=1&index=23
 レコードのオケにライブの歌を被せたものだが、スタジオ・ヴァージョンを遥かに上回る鬼気迫る官能的な出来。イヤホンでベースの音に集中しながら1:40〜2:15、3:30〜のドナ・サマーの目をずっと凝視していただきたい。やばい映像。

 祖国ポーランドに一生戻れなかったショパン、アメリカに移住したユダヤ系ロシア人のバリー・マニロウ、ミュージカル「ヘアー」以来ニューヨークからドイツに新天地を求めたドナ・サマー、
彼らに共通するのは望郷の想いと孤独感なのだ。




posted by カンカン at 22:26| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック Classic Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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