2010年06月11日

〜 少年期[ 〜 生きる 〜 今日の1曲 <196> IL VOLO

P1010025.JPG
内ジャケットInner jacket
LP IL VOLO / Essere o non essere? Essere, essere,essere!


<196> イル・ヴォーロ IL VOLO / エッセレ Essere (BE)1975年



 〜 少年期[ 〜



  代休をとって、3ヶ月ぶりに少年院に○○ちゃんに会いに行きました。
  ○○ちゃんは、すっかり大人になってしまってびっくり仰天。
  まだクラブで踊っているこちらが子供のように思えて恥ずかしくなった。
  まったく立場逆転です。
  でも○○ちゃんが元気になって嬉しかったです。
  「いろいろお世話になりました」と言われたので、「いえいえ、○○ちゃんから元気をもらって救われて感謝するのはこちらです」と平身低頭で帰りました。

  半年前に鑑別所に行ったときは、冬の寒い時期でもあり、中にいる子供たちは皆不安そうで、尾崎豊の歌ではないが「まるで捨て猫」のように見えました。
  ○○ちゃんも何度か「死にたい」と言っていました。「みんな頑張って生きていってほしいなあ。」と鑑別所に行く度に思いました。

I went to the reform school to meet a boy after an interval of three months.
I was surprised at a boy having become an adult. Because I seemed to be a child than him, I became ashamed. But, I was glad to know that the boy got well.
When I went to the juvenile hall a half year ago, the boy said sometimes that he wanted to die.


○○ちゃんに最初にあげた本




〜 生きる Essere(BE) 〜


  イル・ヴォーロ IL VOLOは、1970年代のイタリアの凄腕ミュージシャンが結集したバンドで、Supergroupと呼ばれています。
  スポーツで例えるならば、オリンピックの400メートル走のリレーで、アメリカチームに唯一肉迫したイタリアチームとでも言えそうです。

IL VOLO(The Flying) was the 1970's Supergroup that Italian excellent musicians gathered.
If I compare it by sports of the Olympics,it may be said that IL VOLO was the Italian team which came close to U.S.A. team by a relay of 400 meters.


IL VOLO 英文紹介ページ
http://www.progarchives.com/artist.asp?id=480


  IL VOLO の1974年の1stLPは、そのジャケット(瞳の中に地球が描かれている)から、彼らが当時の世界最高峰の音楽を目指していたことがわかります。チック・コリアのReturn to foreverをバックに叙情派シンガーソングライターが歌っているような、躍動感と繊細さが同居した傑作でした。

1stLP of IL VOLO 1974 aimed at the music of the world highest peak of those days. It was the masterpiece which seemed that a lyrical singer-songwriter sang backed by Return to forever of Chick Corea.

  これに対して、イル・ヴォーロ IL VOLO の2ndLPのタイトル ”Essere o non essere? Essere, essere,essere!”は、シェイクスピアの台詞「To be, or not to be(生きるべきか、死ぬべきか)?」からとられています。

In contrast, the title of 2nd LP "Essere o non essere? Essere, essere, essere! " was taken from a part of Shakespeare "To be, or not to be?".

  イタリアでは、石油危機による経済不況と、反体制的な学生運動による批判によってロック音楽は、1975年を境に一挙に活動の場を失ってしまいました。
  IL VOLOも商業的成功を得られずに解散しました。
  1stLPとは対照的に2ndLP には1曲しかボーカル曲がありません。
  しかし、そのIL VOLO の演奏に凝縮された「生きることへの希求」は、聴く者の心を熱くさせます。

In Italy, Rock music lost a place of the activity by economic depressions by the oil crunch and student movements in 1975.
After the 2ndLP IL VOLO was dissolved without commercial success, too.
In contrast with 1stLP, 2ndLP has only one piece of vocal music. However, a condensed desire to living is felt from a performance of IL VOLO, and they heat up my heart.


イル・ヴォーロ IL VOLO / エッセレ Essere(BE)1975年
http://www.youtube.com/watch?v=Qh19SBFDf9Y&feature=related
イル・ヴォーロIL VOLO(飛翔)の名のとおりの飛翔する音楽。


イル・ヴォーロ IL VOLO / あの情景 Alcune Scene
http://www.youtube.com/watch?v=DlqGyUY-1fQ&feature=related
2:00〜3:00、4:25〜 水平線に向かって鳥が飛んでいく。イヤホンで。







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