2010年03月27日

渋谷CamelotZ 〜 ヘアーHair 1969渋谷東横劇場 今日の1枚 <154>  The Go-Go'sゴーゴーズ  <155> ザタイガース The Tigers <156> 加橋かつみ Katsumi Kahashi

P1010026.JPG
加橋かつみの著書「日盛りの街に出て」1976年
加橋かつみ「1969パリ」の内ジャケットと「花の世界」の自筆歌詞カード(クリックすると拡大します)
Inner Cover ,lyrics of LP ”Paris 1969”、book autobiography by Katsumi Kahashi



<154> The Go-Go'sゴーゴーズ / Vacationヴァケーション 1982年
<155> ザタイガース The Tigers / 花の首飾りFlower necklace 1968年
<156> 加橋かつみ Katsumi Kahashi / 花の世界 Flower world 1969年



〜 渋谷Camelot 〜


渋谷Camelot HP
http://www.clubcamelot.jp/

  先週、少年院にいる○○ちゃんに会いに行ったら、すっかり元気になっていました。○○ちゃんから「もう一生会えないかもしれないけど、ありがとうございました。」と言われました。「今夜、またクラブに行くよ。また、手紙を書くからね。」と言って別れました。

  その日は、オーストラリアのクラブに一緒に行った事務所の大学生のアルバイトのS君が、またクラブに連れて行ってほしいというので、一緒に渋谷Camelotに行きました。
私は、クラブやディスコには一人で行く主義ですが、たまには一緒に行くと面白い。
  彼は21歳なので、私が初めて六本木のディスコに行ったときと同じころだ。S君は、初心者なのに自己流のダンスでフロアーをジャックしている。
  う〜ん。若さにはかなわんなあと思いました。

The boy got well last week when I went to the reform school. The boy said,”Though I may not meet throughout the life anymore, thank you so far.” I said “I will go to the club to dance again tonight. In addition, I will write a letter to you and parted.
I went to the club to dance on that day ,with a student of 21 years old. His age is almost same age when I went to the discotheques in Roppongi for the first time.

  ALL MIXの日で早い時間は、1980年代の古いヒット曲がかかっていました。
  S君も楽しそうだ。
  そこで、元気の出る1982年の古いヒット曲を。

The Go-Go'sゴーゴーズ / Vacationヴァケーション 1982年
http://www.youtube.com/watch?v=2RHTiXvELNg&feature=related






〜 ヘアーMusical Hair 1969 in Shibuya Tokyo 渋谷東横劇場 〜



  長年探していた加橋かつみの著書「日盛りの街に出て」を手に入れることができました。
  加橋かつみは、2008年6月3日の「今日の1曲 A」以来の登場です。

At last, I found a book written by Katsumi Kahashi.
Katsumi Kahashi was a member of The Tigers which was the most popular band in Japanese 1960's.
His existence and character were often compared to Brian Jones in the Rolling Stones.
He played important role as a pioneer in Japanese music, for example, Japanese performance of musical “Hair“


加橋かつみ wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E6%A9%8B%E3%81%8B%E3%81%A4%E3%81%BF

タイガース wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%82%B9
 

  子供のころからタイガースのファンだった私は、大学時代、タイガース関係の本や・雑誌を探していました。中でもタイガース脱退後に自殺も図ったことがあるという加橋かつみに興味を持ちました。彼の存在は、よくローリング・ストーンズにおけるブライアン・ジョーンズにたとえられます。
  加橋かつみ「日盛りの街に出て」を国会図書館で発見したときは驚きました。当時はコピーもなく、必死にノートをとりました。
  当時、目標も夢も失っていた私は、彼の生き方や考え方に大きな影響を受けました。
  「日盛りの街に出て」には、彼の生い立ちや、人気絶頂のタイガースから脱退、演歌歌手への転進まで、普通の人の人生の百倍ぐらいのことが圧縮されている。

  子供のころの親の離婚とか、幼少時の不幸な生い立ちを持った人が成功したミュージシャンに多いということに気づいたのものこの本だった。彼が中学時代から原水爆反対の学生運動に参加していたことは「廃墟の鳩」(2009年8月6日 今日の1曲<98>)にもつながっている。
  また、高校時代に黒人のハーフの同級生を侮辱した教師を殴って退学になっていることは、「ヘアー」への参加や山口冨士夫やスーナーズとの交流にもつながっているようにも思える。

  後にイギリスでアローズとして成功し、当時日本で活動していたアラン・メリルは、インタビューでタイガースやテンプターズの実力は当時グリニッジ・ビレッジで活動していたアメリカのバンドと同格だったと言っていた。日本のグループサウンズは世界より遅れていたという認識を覆すものだった。
  アラン・メリルが言うには、トッポ(加橋かつみ)がいた頃のタイガースが特に素晴らしく、タイガースの歌を聴いて泣いたことがあると言っていた。それはおそらく加橋かつみがリードをとった「廃墟の鳩」
か「花の首飾り」だろう。

Alan Merrill who succeeded as Arrows later in the U.K. said by an interview in this way.
“The ability of the Tigers was equal with the band of the Greenwich village in those days. The Tigers when Katsumi Kahashi was registered, was particularly splendid. I listened to a song of the Tigers and have cried.”

Alan Merrill HP
http://www.alanmerrill.com/discography/discography2.htm


  タイガース最大のヒット曲は、沢田研二ではなく、加橋かつみがリードボーカルをとった「花の首飾り」だった。すぎやまこういちは、タイガースの初期の5曲のシングルをクラシックの組曲を意識して、緩急緩急緩の順に作曲し、最後の花の首飾りに最大の力を入れた。


ザタイガース The Tigers / 花の首飾りFlower necklace 1968年
http://www.youtube.com/watch?v=RpNpTAvuoJA&feature=related
オリコン8週間1位の名曲。当初B面扱いだったが、逆転した。というより、「銀河のロマンス」と両方A面扱いという意味でも画期的な曲。ストリングスでヨーロッパのドリアン音階を使っている。
Flower necklace 1968 Big hit in Japan 1,500,000copies 8weeks no.1

ザタイガース The Tigers / 花の首飾りFlower necklace ライブLIVE 1968
http://www.youtube.com/watch?v=c3iOOX85XEw
1982年ごろ、この映像がはじめてテレビで放映されました。当時これを見た沢田研二自身が自分のラジオで「いや〜あれじゃ人気がでるわ〜」と言っていました。





  タイガースを脱退した加橋かつみは、日本人として初めてフランスでLP「1969パリ」を製作した。
  「今日の1曲 A」でも紹介したが、これも捨て曲のないほぼパーフェクトに近い作品だ。

加橋かつみ Katsumi Kahashi / 花の世界 Flower world
http://www.youtube.com/watch?v=cbYUymFJjQU




  加橋かつみは、1969年に渋谷東横劇場で行われた伝説のミュージカル「ヘアーHair」の日本公演に尽力し、主演した。
  「ヘアーHair」は、ベトナム反戦、人種差別、ドラッグなどをテーマにした伝説のミュージカル。
  世界各国で行われたキャストの中には、たとえば、ドイツ公演のドナ・サマー、ダモ鈴木(CAN)など後に成功する人がたくさんいた。Hairの各国のバックミュージシャンには「おお!!」というような人をよく見かける。

ミュージカル「ヘアー」日本公演 / アクエリアスMusical HAIR in Japan / Aquarius Tokyo 1969  
http://www.youtube.com/watch?v=-dHZJ_wPUfk&feature=related





  1969年の渋谷東横劇場でのヘアーHairは最終公演を待たずして、大麻使用による逮捕により終了した。
  日本の芸能人で最初に大麻取締法違反で検挙されたのが加橋かつみ。拘置所での生活は彼をどん底に突き落とすことになった。

  加橋かつみはLP「1971花」で、荒井由実の最初の作品をシングル曲として取り上げている。
  その後、低迷の続いた彼は、1976年北島三郎の事務所で演歌歌手として再起を図る。

  1981年にLP「1969パリ」を西荻窪にあったレコード店で5500円で入手した私は、加橋かつみの世界にのめりこんだ。1982年に国会図書館で加橋かつみ「日盛りの街に出て」を読み、「六本木に行けば何かあるのでは」と思って飛び込んだのがディスコだった。
  加橋かつみに偶然六本木の歩道で会ったのは、その年の真夏のことだった。
  突然のことに驚いた私は言葉が浮かばず、「ああ・・今日レコードを持ってれば・・(サインをもらえたのに)・・がんばってください!」と言うと、加橋かつみは笑って手で挨拶してくれた。
 
  加橋かつみの「日盛りの街に出て」を読まなかったら、私は、今もクラブで踊ることなどなかったかもしれない。

Musical Hair 1969 in Japan was finished by arrest by the cannabis use. In the Japanese entertainment, Katsumi Kahashi was the first person who was arrested for violation of cannabis control law.
Katsumi Kahashi who followed of the slump wrote an autobiography afterwards in 1976. I read this book in Diet library in 1982. He wrote splendor of Roppongi. Therefore I went to Roppongi and knew discotheques.
It was about midsummer of the year that I met Katsumi Kahashi accidentally on the sidewalk of Roppongi.
I was surprised at a sudden thing. I said “Please do your best!” Katsumi Kahashi said hello by hand laughingly.
I would not dance today in a club ,if I did not read his autobiography.

  六本木が華やかだった時代のことは、以下の本でも知ることができます。



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