2009年01月29日

渋谷ATOM V 新春シネマW 今日の1曲 <58> マドンナMadonna

P8010002マドンナ.JPG
マドンナ全盛期の隠れた名曲「スポットライト」のシングル
左:プロモーション盤 右:通常盤



58 マドンナMadonna / ジャスティファイ マイ ラブJustify My Love


金融危機、日本人が最も悲観的=政治不信が色濃く−17カ国調査
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090129-00000085-jij-int

− 「金融危機の影響は相対的に小さいはずなのに、日本人が先行きに最も悲観的」−。日本リサーチセンター(東京)など17カ国の民間機関が各国で一斉に行った調査で、こんな結果が明らかになった。政府の対応への不満が色濃く出ており、同社は「国民性に加え、政治不信が背景にあるようだ」と分析している。 −

  昨年,ビートたけしが東條英機を演じた「太平洋戦争とは何だったのか」というドラマを見た。こんな感じで,日本人の悲観的な考え方が太平洋戦争に突入させてしまったのだろうか。



−  渋谷ATOM V  −


 
  先週末に渋谷のATOMに行きました。
http://clubatom.com/index.php
 
  もうATOMには何度も行ったような気がしていたのですが,前回(3周年イベント)から3ヶ月。時がたつのは早いものです。10月に私に食いついてきた元気な若者はどうしているかなあなどと思いつつ,予備校の休憩室でチュウハイをあおってから出撃しました。

  6階のヒップホップのフロアーでストレッチダンスを30分してから5階のトランスフロアーへ。今迄で聞いた中で一番選曲もつなぎもよく,「心地良い音楽をすごく研究しているではないか!」と感心しながら気持ちよく踊れました。良い意味で音楽に対して心からマニアックなDJでした。

  一人で1時間半ほど踊って5階に戻りました。ヒップホップやR&Bのまったりした音でもハウスのステップで踊ります。ロッキングもクランプも舞踏もやり放題。反則しまくりです。

  後ろから誰かが「ワーオ!」と叫んできたので振り返ると,金髪のヤンキーおにいちゃんがハイタッチしてきたので,こちらも「ワーオ!」とハイタッチで返しました。まさか黒人歌手ベッシー・スミスBessie SmithのTシャツを着た自分より20歳以上のおじさんとは思わなかったようで驚いていましたが。

  12時少し前になると4階のサイケデリックトランスのフロアーが開くので駆け込みました。
  黒人の女の子もいたので大張り切りです。君たちが見たことのないものを見せてあげようのサービス精神で一番速いステップで踊りました。見物客が何人か見にきてくれました。1月からのジム通いの成果でこの時間でも速く踊れました。

  そんなことをしていたら,やばいことに! 終電に間に合わない! トイレでおじさん下着に着替え,そのかっこうで大慌てで1階に降り上着を着込んで,終電に駆け込みセーフ。



−  新春シネマW  −



  今週,3本映画を見ました。


@「旭山動物園物語」
   http://www.asahiyama-movie.jp/

  「パン君」のような癒し系の動物映画かと予想していたのですが,いい意味で期待を裏切る「人間」の映画。「動物」との対比で「人間」とは何かを浮き彫りにする佳作でした。なぜ「元いじめられっこ」が主人公なのかという答えが最後に用意されています。
  新劇出身の一家の主をなすような役者たちが集結し,最後まで息を抜かせません。秀作でした。

A「禅」
   http://www.zen.sh/

  インターネットで調べたら評判が良いので,昨日,急遽見に行きました。
  禅宗の開祖である道元和尚の一生を描いたもので,吸い込まれるような中国での留学の場面から,自分が一緒に修行するような錯覚におそわれます。
  「禅」とは何か,「仏」とは何か,「答えをみつけようとする」過程を根源から非常にわかりやすく体験することができます。日中関係についても再考させられました。
  評判どおりの傑作です。
  
B「ワンダーラスト」
   http://wonder-lust.jp/top.html
  
  「禅」に続いて,連ちゃんで同じ所で見ました。
  マドンナの初監督の自伝的映画であり,マドンナについて少しだけ予習していないとよくわからない映画だと思います。たとえば、マドンナの両親が敬虔なイタリア系のカトリックであること,マドンナが幼少時に実母と死別していること(母の墓の前で寝ている写真を見たことがある),父や継母との生活がうまくいかなかったこと,一人でニューヨークに出た下積み時代にヌード写真のモデルのバイトをしてそれがマスコミに流出していること,などです。
  
  映画では,終始,マドンナの若き日の想いを3人の主人公に代弁させています。
  マドンナの長年にわたるスキャンダラスな行動や表現は,無名時代にヌードのバイトに手をつけたことに対する罪の意識が根底にあること,そして,若い日にそのような罪を犯さなければ自己表現を実現できなかったことを告白しているようです。
  かつての自分のような状況にある若い世代に対する応援歌でもあります。

  最後のライブで,観客の老詩人や,マイノリティーであるインド人,ストリッパーの先輩などが生き生きとした表情を見せるシーンで,「善悪はコインの表裏」という言葉の意味が見えてきます。
  ほっとした気持ちで映画館を出れたのは「禅」と一緒でした。

  家に帰って「禅」のパンフレットを読んでいたら,道元も2歳で父を亡くし,8歳で母を亡くしています。道元もマドンナも根底にあるものは近いものなのかもしれません。


マドンナMadonna / ジャスティファイ マイ ラブJustify My Love
http://jp.youtube.com/watch?v=wmvHuH3r7ok&feature=PlayList&p=A0DD91EFDA39F2EB&playnext=1&index=22
  レニー・クラビッツの作品。映像とは裏腹に雅楽に近い潔癖の美しさを感じる。これもマドンナ流「善悪はコインの表裏」の真骨頂。
  昨年,この曲をリクエストした六本木のFLOWERが営業停止になって残念。あのときの親切な店員さんは,今頃どうしてるだろうか。


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