2008年12月01日

タイガーマスクV・ギラギラ 六本木・ボビー&マギー 渋谷WOMBU 今日の1曲 <47>  Dトレイン DTrain


7”シングル盤。B面は同曲のインストルメンタル。
解説によると,新人ながら全米ダンス・チャートで1982年1/30,2/6,2/13に1位になっています。日本でも,全国ディスコ協会のチャートに初登場4位とあります。


47 Dトレイン D Train / ワン・フォー・ミー You're The One For Me 1981年
           ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=YUT1MsoxqN0&feature=related



−  「ギラギラ」は現代のホスト版・タイガーマスク? −


  あまりドラマは見ないのですが、「ギラギラ」というテレビドラマが面白いです。

  「ギラギラ」HP
  http://giragira.asahi.co.jp/

  最終回は今週の12月5日の金曜午後9時です。
  ストーリーは、10年前「六本木の王」と呼ばれていたホストだったサラリーマンが、突然リストラにあい、再び妻と子供の生活費のために、妻に隠してホストとして復活するという話です。
  詳しくはHPの「Story」をご覧下さい。

  この前、第6話と第7話を見たのですが、「なんだ,タイガーマスクみたいじゃん!」と思って嬉しくなってしまいました。また,タイガーマスクの話になってすみません。
  ホストというと一般にはあまりいいイメージはないと思います。「若くてイケメンだったら女の子と遊べて金ももらえるのか〜」というやっかみもあると思います。
 
  でも「ギラギラ」の主人公は,もう36歳であまり見た目は良くないのだが,その言動にスジが通っていてなかなかいい。
  こんなホストに自分がなれたらかっこいいなという理想像のようなものが描かれています。ホストの形をとったヒーローものなんですね。


  最近気づいたのですが,「タイガーマスク」は,表向きは子供のために作られたテレビ番組だが,本当は作家や製作スタッフ自身の理想のために作られたのではないかと思いました。

  戦後最大のスポーツヒーローは,プロレスの「力道山」と言われています。1963年のWWA世界選手権・ザ・デストロイヤー戦は平均視聴率64%(歴代視聴率4位)を記録しています。昔のプロレスやボクシングの人気は,今のK-1どころではなかったのです。

  力道山対ザ・デストロイヤー
http://jp.youtube.com/watch?v=NUxszlyXFUc
  デストロイヤーの必殺技「足4の字固め」にかかった力道山が苦しんで叫ぶ有名なシーン。
  「足4の字固め」は当時の子供たちがよく真似をした。
  デストロイヤーはその後コメディアンになり,和田アキ子によく殴られる役をして人気者になった。


  「タイガーマスク=伊達直人」とは,少年時代,青年時代に「力道山」に熱狂し,自分も「力道山」になりたかったスタッフたちが作り上げた最高のプロレス・ヒーローであり,自分の人生もこうあるべきではなかったのかという理想の投影なのだと思います。


〜 「タイガーマスク=伊達直人」に描かれた理想像とは 〜


 ・「タイガーマスク=伊達直人」は孤児であり,その生い立ちから日本中や世界の孤児の幸せのために命を賭けて戦い,ファイトマネーを寄付する(http://www4.airnet.ne.jp/pancra/tiger/index/anime.html「エピソード・ガイド」参照 第5話後半、第27話等)。
 ・「タイガーマスク」は,本質的にこどもから愛される(第5話前半)。
 ・「タイガーマスク」は,「赤き死の仮面」のような最大の強敵をも撃破する(第43話)。「赤き死の仮面」の凄さを強調するために,赤き死の仮面は,実在した史上最大の悪役フレッド・ブラッシー(1962年に、カラーテレビで力道山対ブラッシーの試合を見た老人4名が流血シーンを見てショック死する事件が起きています)を,タイガーマスクの目の前でブラッシーの反則技「噛み付き」で血祭りにあげるという形で登場しています(第41話)。
 ・「タイガーマスク=伊達直人」は,広島の原爆の悲惨さ,平和の尊さを訴える(第50話)。
 ・「タイガーマスク=伊達直人」は,四日市公害(第55話)や交通遺児(第64話)、アメリカの黒人人種差別(第58話)の問題をも提起する。30年〜40年ぐらい前,高度経済成長を遂げた日本では,その犠牲として,工場のばい煙や廃棄物によって多数の死者や病人が出たり,交通事故が多発したのです。キング牧師暗殺など黒人人種差別も深刻化していました。
 ・「タイガーマスク=伊達直人」には,友のためならば死をもおそれない親友・大門大吾がいる(第77話等)。
 ・「タイガーマスク=伊達直人」には,ジャイアント馬場(第26話、第35話)やアントニオ猪木のような強い仲間,苦しいときに精神的に支えてくれる「ちびっこハウス」(第42話等),人生の指導者「嵐先生」(第11話、第42話等)がついている。
 ・「タイガーマスク=伊達直人」は、自殺を2回も食い止めた(第17話、第61話)。
 ・「タイガーマスク=伊達直人」はストイック。伊達直人は,「ちびっこハウス」の幼なじみのルリ子さんとの純愛を貫いたまま日本を去っていく(第1話、第102話、第105話)。
 ・テレビ版では,「タイガーマスク=伊達直人」は,最大の悪の総帥タイガー・ザ・グレート=虎の穴を倒した。しかし,タイガーマスクが伊達直人であることがばれ,伊達直人として反則を使ってしまったことを悔い,日本,自分の故郷「ちびっこハウス」から去っていく(第105話)。
 ・コミック版では,「タイガーマスク=伊達直人」は,トラックに轢かれそうになった子供の身代わりになって自分が死に,タイガーマスクが伊達直人であることを最後まで隠すため,虎のマスクを川に捨てる。

  また,タイガーマスクに熱くなってしまって恐縮ですが(ほとんど病気か),当時のスタッフたちが「タイガーマスク」に託した理想は,十分現代にも通用すると思うのです。


  話がドラマ「ギラギラ」に戻るのですが,主人公が「ホスト」であることを隠して,妻には夜は工事現場で働いていると言ったり,ホストや客とのトラブルを人情話で解決していくところなど「タイガーマスク」と似ていると思いました。

  特に,ライバルのホストクラブがあくどい手を使って,主人公のクラブを潰しにかかるストーリーなど,「タイガーマスク」に刺客を送る「虎の穴」みたいです。
  石橋凌の扮する相手側の悪役経営者が「タイガーマスク」における「ミスターX」みたいに本当に悪い奴で,主役を引き立てるいい味を出しています。悪役経営者の送り込むヤクザが店で暴れるところなど,タイガーマスクに出てくる「ブラック・パイソン」「エジプト・ミイラ」のような悪役レスラーみたいです。

  先週の第7話では,今までおとなしかった主人公が,初めて、かつての先輩ホスト石橋凌=「ミスターX」に「この店は俺が守る!今の俺はギラギラしてるぜ!」と啖呵を切って宣戦布告しました。
  「ギラギラ」の最終回は,「ミスターX」と,その「ミスターX」を操る黒幕「タイガー・ザ・グレート」に主人公がどう立ち向かうかが見ものです。


  この「ギラギラ」のドラマなんですが,見るきっかけは「主人公が10年前に『六本木の王』と言われたホストだった」というテレビのふれこみでした。
  実は,私も26年前「お前は,六本木で一世を風靡した」と言われたダンサーだったんですね。
  私を見ても誰ひとりそんなこと信じてくれないでしょうけれど。
  そんなこともあって,「六本木の王」とか聞くとなんか熱くなるのです。
  今の六本木が以前よりさびれてしまったから余計にです。



−  再び,渋谷Womb  −


  昨日は,クラブに3週間ぶりに踊りに行きました。

  渋谷Womb(ブログ 10月31日 参照)は4回目です。
  11月末の泊り込みの「戦闘」があったため,しばらくランニングもしてなかったので,56.5キロの体重が59キロになってしまいました。
  そこで,11月28日に市民プールで2キロ泳いで1キロ体重を落としました。
  Wombでは,10分の休憩を2回入れて4時間踊りました。体重も57キロにまで落とせました。

  今回もWombのスピーカーの前で踊っていました。改めて見てこのスピーカーは3メートルぐらい高さがあって驚きました。高音が耳にきついのでトイレットペーパーで作った耳栓をして,スピーカーの前の低音のバイブレーションを十分楽しんで踊れました。 

  昨日のイベントはHOUSEとElectro。
  「ボン,ボン,ボン,ボン」という単純な4つ打ちばかりだと飽きます。
  難しいリズムほど「体のどの部分をどの音にひっかけていくか」考えられるので、やる気が出ます。

  ある国でその国で史上最高のダンサーと言われている女の子のふりの真似と,タップダンス,フラメンコを意識してステップを試して見ました。フロアーで,中腰のままスピンしている人がいて面白かったので真似しました。あとは、適当にムーンウォーク、ポップコーン、Krump、レゲエなど…

  Wombはメンバー会員になると安くなるようなので,今日申し込みました。

  Womb HP
http://www.womb.co.jp/

  Womb メンバー登録
http://www.womb.co.jp/wombmember

  Wombは、他のクラブよりも一人で来ている人が多いので、一人で気分転換に大きい音の音楽でも聴いてみようかなという人にお勧めです。70歳ぐらいのおじいさんも踊ってましたから。



−  六本木 ボビー&マギー  −


  ボビー&マギーは,六本木にあったディスコです。

  今回,初めて,昔のディスコの話をします。
  「ギラギラ」が六本木の話なので大好きだった六本木から。


  ボビー&マギーは,今クラブ「Flower」(ブログ10月7日参照)が2階にある六本木ロアビルの13階に1975年から1984年までありました。「Flower」の若いウェイターさんも昔ロアビルにディスコがあったことを知らなかったようでした。彼らが生まれる前に無くなっているのですから当然でしょう。

  ボビー&マギーの特徴はフロアーが広かったことと,側面が(たしか両側面だったと記憶しています),普通のオフィスビルのようにガラス張りになっていて,東京を一望できたことです。私は,1982年にたしか2回行きました。ディスコには初めからずっと一人で行っていましたので,踊ることに夢中であまり外は眺めませんでしたが、外の景色が見えるというのは新鮮でした。

  ボビー&マギーは,スクエアビル(地下1階から10階まで全部ディスコが入っていたビル。今年撤去された)にあったディスコよりもずっとフロアーが広い分,音が拡がってしまってサウンドに迫力は感じられなかったものの,とても踊りやすい床(オフィスと同じようなツルッとした素材)だったことは,足の感触で覚えています。


  今回の「今日の1曲」は,Dトレインのワン・フォー・ミー。
  全米ビルボードのダンスチャートで3週間1位になっています。
  とてもキャッチーでメロディアスなリフが印象的で,フロアーもノリノリでした。

  昨日,宇田川町でクラブのフライヤーを集めているとき,なくなってしまったレコード店CISCOのHouse店の後に入ったオーディオ機器の店から,偶然ワン・フォー・ミーが聞こえてきて懐かしくなりました。


では再び  Dトレイン D Train / ワン・フォー・ミー You're The One For Me
         ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=YUT1MsoxqN0&feature=related
  1970年代の黒人ファンク,ソウルフルなボーカルに,1977年のドナ・サマーから始まったエレクトロの要素が加わった,当時は非常に斬新なサウンドでした。





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