2008年08月30日

晩夏の海W 今日の1曲 <18> Ashra (Ash Ra Tempel) アシュラ

<18> Ashra (Ash Ra Tempel) アシュラ
    / Ocean of tenderness 1976年 ドイツ

P1010016.JPG

引き続き、海の旅で、今回は浜辺で座って聴く曲です。

AshraのOcean of tendernessはタイトルが示すとおり、キース・ジャレット(今日の1曲<16>)と同様、誰もいない浜辺で穏やかな海の波に反射する光の揺らぎだけを見ながら聴くのが最高のシチュエーションです。「Beauty」という映像に使われたのも頷ける美しいシンセサイザーのリズムとメロディーに癒されます。 

Ocean of tendernessの入った「New age of earth」は名曲Sunrainをはじめ,ヒーリングミュージックとしても極上の作品だと思います。CDになってより聴きやすくなりました。

「New age of earth」が1976年に当初Ash Ra Tempel名義でフランスの小レーベルIsadoraから発売されたとき、今のようにManuel Gottschingが黒人などのクラブシーンで評価されることなど想像もつかなかったことです。むしろ、Isadora Duncanが描かれたレコードレーベルから現代舞踊や舞踏を連想させ,レコードを舞踏のスタジオに持っていったら興味を示されたことがありました。

「New age of earth」のVirgin盤のジャケットには,旧ベルリンの壁ではないかと思われるものが写っていますが,ベルリンの壁によって閉鎖された世界から逃避しようとする感性と,危険なデトロイトの夜から逃避したい黒人のクラブシーンの感性とは通じるものがあったのかもしれません。
Manuel Göttsching自身もDiscoに通うのは好きだったようなので,Tangerine Dreamよりもリズムの点でもともとクラブシーンに受け入れられる素養があったのでしょう。

 先日行われたMETAMORPHOSE 08というイベントにManuel Göttsching&Ashraが出演するということで,最後まで行くかどうか迷ったのですが,雨だったので止めました。10年前の来日のとき,SunrainとOasisは見れたのでいいかなと思いとどまりました。Ashraは特に「New age of earth」からの3作は良い曲ばかりなので残念でした。
 You tubeのおかげでMETAMORPHOSE 08での様子を知ることができました。「New age of earth」からは,最近Joe Claussellによってダンサブルに RemixされたDEEP DISTANCEが演奏されたようです。

METAMORPHOSE 08に行けなかったので,代わりに近場のクラブに行ってみることにしました。マニュエル・ゲッチングのE2−E4かSunrainでもかからないかと期待したのですが無理な感じでした。
Houseのクラブでは100%知らない曲ばかりかかったのですが,Dance Classicのクラブでは40%ぐらいは知っている曲でした。かつてディスコの象徴だったスクエアビルがなくなったのは残念ですが,六本木にはまだ昔の名残を残したディスコが残っています。

Ashraもそうですが,美しい旋律とグルーブ感のともなった音楽はいつまでも残ると思います。

Ashra / New age of earth試聴
     ↓ 
http://www.amazon.de/New-Age-Earth-Ashra/dp/B000025JS7/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1219288508&sr=1-1

METAMORPHOSE 08 Ashra / DEEP DISTANCE
     ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=FUQrppP9UXw&feature=related


 


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