2008年06月18日

今日の1曲 H Adriano Celentano アドリアーノ・チェレンターノ

H Adriano Celentano - Il tuo bacio è come un rock 1959年 イタリア
  アドリアーノ・チェレンターノ/君のキッスはロックのよう

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 1950年代のElvis Presleyの衝撃的な登場は、世界各国にエルビス・フォロワーを発生させました。フランスではジョニー・ハリディ Johnny Hallydayが、イタリアではアドリアーノ・チェレンターノが、それぞれの国のロックの王様として君臨することになります。 
  
  イタリアでは、チェレンターノは男性歌手部門で、ミーナは女性歌手部門で、1960年代、1970年代の総合20年間のシングル・ヒットチャートのトップに立ちます。
  
  チェレンターノの周りには宗教の教祖のように彼に心酔する若者たちが集まり、1964年のドキュメント映画「ゼロの世代」のハイライトでもそのシーンが象徴的にとりあげられました。
  その中からbeat groupのイ・リベッリ I Ribelli(反逆者たち)が生まれ、そこには後にスーパーグループIL VOLO の一員となる若き日のGianni Dall'Aglioや Area を結成するDemetrio Stratosがいました。日本でも「ヘイヘイガール」が発売されています。
  
  チェレンターノがロックンロールスターとしてイタリアに及ぼした影響は絶大なものがあったといえるでしょう。IL BALLETTO DI BRONZOの Gianni Leoneもチェレンターノのレコーディングに参加したことがありますが、少年時代からのスーパースターとの出会いはスリリングなものだったに違いありません。

  Il tuo bacio è come un rockは、チェレンターノが初めてイタリアのヒットチャートの1位(1959年7月11日)に輝いた出世作で、当時子供から老人まで踊り出したと言われたころの伝説的な映像も残っています。

  その後チェレンターノは1980年までに14曲をヒットチャートの1位に送り込んでおり、その数は他を突き放すものでした。Il tuo bacio è come un rockは、チェレンターノ自身の作曲によるものであり、1960年代半ばからはチェレンターノはロックとも異なる独自の世界を創りあげていきます。
  
  私は、以前はチェレンターノやJAMES BROWNの音楽に興味がなかったのですが、そのエキサイティングに動く姿を映像で見て理屈抜きにその魅力、パワーに圧倒されました。
  時代背景もあると思いますが、彼らから歌だけでなく体全身を使って音楽を表現せざるをえない衝動のようなものを感じ、感銘を受けたのです。

Il tuo bacio è come un rock ライブ 
       ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=doJZuXYJFSc

Il tuo bacio è come un rock シングル
       ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=rjklt852d-g&feature=related




この記事へのコメント
アドリアーノ・チェレンターノの事をブログに書いております。量的に多いのであす、明後日に続きますが、よろしければご覧ください。サンプル音声(30秒程度)ですが聞いていただけるようにもしました。
Posted by cnz27hiro at 2012年03月16日 15:05
ご訪問ありがとうございます。ブログを拝見しましたが、河合氏や荒井氏の解説にもなかった情報や、ベニ・シスターズのデビュー曲がチェレンターノだったことなど、初めて知ることばかりで驚きました。
Posted by カンカン at 2012年03月16日 21:31
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