今日の1曲
洗足学園のコンサートに行きました。ロック、声優コース(アニソン+朗読)、クラシックという変わった取り合わせです。特にクラシックファンはどうなのかなと思ったのですが、とてもいい流れでした。
まずは、ロックポップスですが、ドラムレスでした。これならクラシックファンでも大丈夫。エリック・クラプトンのTears In Heaven はもとよりアンプラグドでしたが、室内楽にしてもいいようなメロディーの美しさを再認識しました。
Tears In Heaven [日本語訳付き] エリック・クラプトン
https://www.youtube.com/watch?v=8o3CfckWCXE
次は、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」の朗読。プロの声優なの抑揚が大きくて迫力がありました。そして、日本の最初のアニソンシンガー、堀江美都子が登場。50年前と同じキーで歌い、頭の中が浄化されるような感動を覚えました。
堀江美都子 / キャンディキャンディ
https://www.youtube.com/watch?v=uw3TISY-lZ8
特にキャンディ・キャンディはイントロがチェンバロで、クラシック、プログレの影響を受けたと思われる名曲。チェンバロを最初に使ったポップスはアフロディテス・チャイルドだと思います。
アニソン四天王の一人堀江美都子
村井邦彦と並ぶ日本のメロディーメイカー渡辺岳夫
Aphrodite’s Child Demis Roussos
-Rain And Tears(with lyrics)1968
https://www.youtube.com/watch?v=UTdkDwyteYA
ビートルズのインマイライフから始まり、山口冨士夫の「おさらば」などにもつながっていく。ポップ+クラシック鍵盤の響き
Il Balletto di Bronzo - Meditazione (1970)
https://www.youtube.com/watch?v=ulJdK7GI39k
イタリアではこれが最初。YSでもチェンバロを使用。
15分の休憩をはさんでクラシック。40年前から聞いていたエクセプションの原曲、バッハ / プレリュードとフーガのピアノヴァージョンだったので最初から引き込まれました。最後は名曲ムーン・リバーでした。
Ekseption − The Lamplighter 1970
https://www.youtube.com/watch?v=dB3lQEu4iqw
キース・エマーソンの影響で結成されたエクセプションのロックヴァージョン。
Karl Richter - Preludium Et Fugue IN LA (A) MINOR - BWV 543
https://www.youtube.com/watch?v=WXJrySutxLY
パイプオルガンによる原曲
マタイ受難曲と並ぶカールリヒターのオルガン曲集の遺産
Hélène Grimaud - Bach: Prelude / Fuguer, BWV 543 (trans. Liszt)
https://www.youtube.com/watch?v=QLASYUwiz-c
リストが編曲したピアノヴァージョン
クラシックもポップスもアニソンも結局美しいメロディであれば、みな同じだと思いました。コンサートが終わると、大雨が止んでいてほっとしました。
余韻にひたりながら帰宅することができました。